マスターの話
悟りを開くことが世界平和の鍵

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

韓国・釜山 1993年3月15日

の世界は大きな家で、その中はたくさんの部屋に仕切られています。私たちは、普段の生活があまりにも忙しすぎるために、お互いに会う機会がめったにありません。もし、私たちがお互いに兄弟姉妹であることを認識すれば、どんな差別も、戦争も、もはやこの世に存在しなくなるでしょう。

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

コスタリカ 1991年2月9日

私はいつかこの世界から国境がなくなることを望んでいます。そうなれば、近隣諸国への往来も自由になり、隣の国へ行ってお茶やコーヒーを飲んだり、おしゃべりをして日帰りすることも、あるいは、何日か滞在してから帰ってくることもできます。身分証明書や、警察からの問い合わせや、その他、いろいろ面倒な役所の手続きも必要なくなります。いわゆる難民もいなくなることはもとより、難民が拒否されることさえなくなるでしょう。一人ひとりが行きたいところへ旅行し、自分に一番ふさわしい場所に住みつき、そして、自らの生活をするのです。その日が来るまで、この世から苦難や、衝突や、戦争がなくなることはないでしょう。その理由は聞かなくても明らかです。私たちの独占欲が強すぎるのです。「これは私の物だ」「これは私たちに属するものだ」と主張して、これらの物が誰に属するのかを忘れてしまっています。神が唯一の王だということを忘れてしまって、この万能なる神の定めた規則に従って行動しようとはしません。このような生活を深く考えることもなく、ひたすら自分のことを考えるだけです。たとえ、食べ物や飲み物が余っても近所にいる貧しい人たちに分けようとは しません。ですから、人類は戦争や混乱の状況を避けることができないのです。

菜食と平和

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

アメリカ・カリフォルニア バークレー大学 1989年10月13日

もし、私たちが肉を食べなければ、殺生する人もいなくなり、そもそも牧畜業に携わる人がいなくなります。すべての食べ物が人々に提供され、人間がもっと健康で丈夫になることは間違いありません。これは国に大変な利益をもたらします。私たちは金銭をたくさん浪費して、武器や家畜を増やすことに注ぎ込んでいます。今日、広大な耕地面積が牛や豚を飼育するために、台無しになってしまいました。もし、代わりにこれらの土地を使って、私たちの健康に良い植物を栽培すれば、各国により一層の利益をもたらすことになり、さらに各国の平和が実現することにより、武力を用いて国を防衛する必要もなくなります。もし、すべての国々が聖書と仏教の教えに従って生活を送るならば、不殺生、不偸盗などにより、この世界は平和のための会議を開く必要がなくなります。たくさんのコーヒーや、シャンペンや、クッキーを会議のテーブルに並べて議論しても、何の成果も得られません。平和について議論をすればするほど、戦争はより一層拡大していきます。なぜなら、私たちの用いている方法が正しくないからです。もし、みなが座禅の修行を行い、殺生を慎み、健康的な菜食にしていたら、とうの 昔に平和な世界が来ていたでしょう。飢えももっと早くなくなっています。ですから、財産を布施する必要もありません。肉食をやめれば良いのです。それで十分この世界を救うことは可能ですし、自分自身の健康と国の安全も確保できます。

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

カナダ・モントリオール 1993年4月17日

肉食が、この世のあらゆる戦争と苦しみの原因です。同様に、みなさん自身の苦しみの原因でもあります。肉食を差し控えれば、この地球上の平和に大いに貢献することができます。そうすれば、私たちは殺生の因縁を断ち切ることができるからです。殺されたり、傷つけられたりというような結果に遭わずに済みます。

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

パナマ 1989年11月29日

最近、確かに天候の異変や、飢え、貧困、さらにあらゆる病気がこの世を襲っています。信心が足りない一部の人たちは神様のせいにしています。私はよくいろいろなところで講演をしますが、必ずと言っていいほどこの質問が出ます。「もし、神様が存在しているのならば、なぜ、このように災難がたくさん発生するのですか」。災難は、神によってつくり出されたものではないということを認識すべきです。このような困難を引き起こしたのは、私たちなのです。ある国は絶えず原水爆の実験をしています。これらの実験はオゾン層の構造に重大な影響を及ぼし、地球が不安定になる要因となっています。彼らは、ただ空に向けてミサイルを発射しているだけで、別に問題にならないと考えています。または、海洋での実験なので問題にならないと思っています。けれども、宇宙はたくさんの物質によって構成されており、その一部は固体、一部は目に見えない物質です。その見えない物質を乱せば、宇宙の安定を乱してしまい、また、自然界の運行にも悪影響を与えるのです。

悟りを開くことこそ究極の答え

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

コスタリカ 1990年12月16日

あらゆる戦争は無明から起こります。私たちが無明であれば恨みや、侵略心や、独占欲などをどうやって食い止めていいのか分かりません。そのために地位が高ければ高いほど、人類に危険を与える可能性も大きくなります。私たちは、まず悟りを開き、より高い智慧を用いてこの世に奉仕することが一番望ましいのです。

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

アメリカ・カリフォルニア州 1993年11月30日

戦争が避けられない時、この世界を守るために努力する人たちや、世界平和の維持に努めようとする人たちの双方に対して私は感謝します。でも、平和を維持する方がより一層ありがたいと思います。戦争がどれほど大きいかに関わらず、戦争をする人がいなければ戦争を続けることはできません。どれほど好戦的な人がいたとしても、ずっと一人で戦いを続ければ、きっとすぐ疲れてしまうでしょうから、戦争を早いうちに終わらせることができます。私たちは他人の戦争に介入して長引かせ、それが多くの命を失う原因となることがあります。

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

アメリカ 1991年2月17日

私たちが聖書や、仏典や、その他の宗教の経典を読むと、天国は私たちの中にあるのであって、私たちは神の殿堂であり、その中には仏陀が宿っていると記載されています。なぜ、私たちはこれらの仏性、または、内在の天国を用いて物事を処理しないのでしょうか。逆に不安定で、あてにならない外面的な物質の力だけに頼って苦難をたくさん作り出し、才能に富み、若く、美しく、想像力や知恵のある青年を犠牲にしてしまいます。これは非常に残念なことです。人間一人を造り出すためには途方もなく強大な神の創造のパワー、あるいは、宇宙のパワーを必要とします。一人を育てるにも多くの才能、知恵、時間、金銭や愛の力が必要です。でも、ほんの一瞬ですべてが壊滅してしまいます。何千、何万の命が戦場でなくなるのは、非常に悲惨なことです。この事実は本当に私たちの不公正さを表しています。

その戦争に関して、私たちが正しいか正しくないかに関わらず、双方にとって悲惨なだけです。敵にも魂、感情、才能、知恵や愛があり、また、お互いに理解できることも私たちは十分知っています。ただ、一堂に会して議論をしようとも思わないし、友だちになろうともしないだけです。私たちは敵と友好的な関係を築こうとしないので、敵も私たちと同じ人間であるということを忘れてしまうのです。ですから、私たちは関心のない人や、尊重していない人を容易に殺してしまうのです。

内在の平和

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

香港 1993年5月28日

私たちは、常に世界の平和を求めています。たくさんの国や国連も力を尽くして、国と国との間に起きた衝突を一所懸命に仲裁しようとします。成功することも、失敗することもあります。それは、国連が最善を尽くさなかったというわけでもなく、それらの国のリーダーの動機が正しくないということでもありません。それは、たくさんの兄弟姉妹が、真に自分たちの内在の平和を見いだそうとしないばかりか、ずっと外在の平和と幸福のみを追求してきたからにほかなりません。外在の平和と喜びを依然として求める限り、この世界には本当に永遠の平和は訪れません。私たちもよく知っているように、どんなに金銭や、時間や、エネルギーを世界平和のために費やしても、ほとんど失敗に終わっています。例えば、成功といってもほんの一時だけで、一国の平和を取り戻した途端、別の国が戦争を始めるのです。

Supreme Master Ching Haiによる英語の講演

オーストラリア・ブリスベン1993年3月20日

人々が戦争を起こすのは、各自がこの肉体に執着しすぎることに起因します。目の前の肉体的要求に縛られてお互いに殺し合うのです。この問題に対する一番良い、または、唯一の解答は、私たちはこの肉体ではないということに気づく方法を見つけ出すことです。そうすれば、私たちと対立する人もいなくなり、経済的、政治的危機もなくなります。悟りを開くことがすべての問題に対する唯一の答えなのです。悟りを開くことこそ、究極の答えです。そうでなければ、自分がこの肉体であるという錯覚を持ち続け、そのためにこの体の欲求を満たそうと懸命になって、「誰かが私たちの農作物を盗みに来る」「私たちの妻を奪う」、または、「私たちの国を侵略する」などと心配するのです。ある国は、単に自分たちの経済力を拡張するために戦争をします。人口が多いので、食料確保のためによその国と戦争をして、もっと広い土地を獲得しようとしたり、もっと大きな経済市場を得ようとしたりします。これらの戦争は全部この肉体に起因しているのです。ある人は、戦争は理想のための争いだと主張していますが、根本的にはこの肉体的欲求によるものです。もし、みなが悟りを開けば、戦争は自然に なくなります。そして、私たちは人類がみな兄弟であることを本当に理解するでしょう。

悟りを開くことが世界平和の鍵