特別報道(2)
イタリア

第9番目の地 イタリア・ローマ

ーマは長い間「永遠の都」と呼ばれてきました。ですから、Supreme Master Ching Haiが「即座の開悟・一世解脱」を説くために来ることを決めたのは偶然ではありません。

5月22日、色々な国の人々が居心地の良いテアトル・ブラカッチョに話を聞くために集まってきました。ステージにはマスターの椅子のそばに古典的な像や、円柱を立てて、素敵な飾りつけがされました。

マスターはイタリアの、特にローマの壮大な建築が、どんなに美しいかをほとんど忘れかけていたと言いました。マスターは、以前イタリア語を話すことができたけれど、今は少ししかわからないとも言いました。どうして、忘れてしまったのでしょうか。私たちは練習しないものは何でも忘れます。マスターは言いました。「それは神の品性についても同じです。私たちは再び天国を紹介されたときに、初めてだと言われれば、やはり初めてと思ってしまうでしょう。」

講義中に、マスターはよく咳をしました。ヨーロッパの人々が、大勢公共の場でタバコを吸うからです。このことについて話をしている時、マスターはこう言いました。「だから、私たちがたとえ『神』を知りたいと思っても、『神』を直接見いだす方法がわからないため、霊的な知識や、聖なる愛に飢えるあまり、しばらくの間私たちをほんの少し満足させ、ほんの少し酔わせ、ほんの少し幸福な気分にさせる、あらゆるものをつかんでしまうのです。なぜなら、これらはアルコールや、薬物や、タバコのように手近にある代用品だからです。しかし、これらは実際は毒であって私たちを『神』に近づけるどころかむしろ遠ざけてしまうものです。」

「戦争、紛争、誤解、怒り、そして憎しみなどは、みな神を知らないことの欲求不満から出てくるのです。人間が成し得るすべての悪は、この神を知りたいという渇望からきます。それは皮肉なことで矛盾していますが本当なのです。それは、助けを求める絶望的な叫びなのです。そういった人々はほかにどうしてよいかわからずに、ちょうど大声で叫ぶように暴力に訴えるのです」

「ですから、戦争を起こしてしまう人は、愛に対し、救いに対し、最も絶望している人々なのです。しかし、そういった人々は絶望の中に落ち込んでしまっているため、愛も、智慧も、理解も、届けることは容易ではありません。病が重くなるととりわけ礼儀正しくすべき医師でさえわからなくなるのと同じです。ですから、私たちはそのような絶望的な状況に陥る前に、自分自身に注意し、『神』の愛をそんなに身近にもっと現実的に見つけることができることに注意を払うべきなのです。そうすれば、私たちはそのような救いようのない深い絶望的な状況を経験しなくても済むのです」

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