特別報道(2)
スウェーデン

第14番目の地 スウェーデン・ストックホルム

スターのヨーロッパ講演旅行の(それも単にヨーロッパというだけでなく、とりわけスカンジナビアで、という)ニュースが地方の同修に届いた5 月の早朝、私たちの深い深い望みがかなったため、パニックのような熱狂と歓喜が沸き上がりました。

このような短い期間でマスター来訪の詳細を手配するのは私たちにとって初めてでしたが、初めの2〜3日の混沌とした状態の後、準備は順調に運び始めました。誰もが、自分のベストを尽くし、わからないことがある時は、座禅をしました。すると、答えが出てくるのです。しかし、私たちの得た最大の味方は、ほかのたくさんの国々から来た専門の実行委員の方々であることは疑いありません。その方々の働きは信じられないほど効率的でした。経験や具体的に示される手本や、献身的な働きぶりや指導は、すべての基礎を築きました。

会場は、ストックホルムの中心の市議会ホールでした。ホールの外には大きな庭園があり、七色の噴水がありました。たいへんな準備の後、5月31日の講演会の日がついに来ました。天気は上々で空は青く澄み、夜は満月でした。午後6時、人々は講堂に詰めかけ、開始時刻には満席になりました。1,200 人以上の人々が静かに座り、空気は花の甘い香りと、高く肯定的な振動とに満ちていました。そして、私たちの愛してやまぬマスターが、汚れのない春の花のような淡い色のドレスに身を包んで登場したのです。暖かく、熱烈な拍手が、その瞬間に起きました。

マスターは、ゆったりとくつろぎ、誠実で清楚で美しい、そんな優雅な雰囲気をたたえていました。柔らかな声で話す一言一言が天上の甘露のように、私たち凡人の生命の中に宿る神の意識を呼び覚ましました。多くの人がマスターをずっと以前から知っているように見えました。自然に五戒に従い、印心を受ける準備もできていました。マスターの愛のこもった講演の前後には、印心の小部屋のあたりに気持ちのよいざわめきが聞かれました。

この素晴らしい夜は、真夜中を過ぎて終わりました。そして、私たち同修は、修行者の小さな湖が、いまや観音法門の家族の大海にまで広がったということがわかったのです。私たちのセンターを大きくする時が来たのです。

その夜の終わりに、びっくりするようなメッセージがマスターから届きました。マスターが翌日の共修のためと、今日印心を逃した人にもう1度チャンスを与えるために、1日滞在を延ばされるということでした。

翌日、マスターはもう一度そのあふれる愛で私たちを驚かせました。観光座禅の時に、マスターは、私たち一人ひとりの所に来て祝福をしてくださったのです。同修の多くは、喜びと連繋の感が極まって泣き出しました。それは、ちょうど長い間ほこりに埋まっていた私たちの心の中の水晶が、突然外に出て、再び生き生きと光を放ち出したかのようでした!

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