第18番目の地 イギリス・ロンドン
マスターのヨーロッパでの最後の講演は、信じられないほどの大成功を収めました。同修は参加者のために講演会場を出て、大きなビデオ装置が備えられた他の二つの部屋に移りました。人々の波が講演会場に押し寄せた時、同修は直ちにこのうちの一つの部屋を参加者のために明け渡しましたが、そこもすぐいっぱいになりました。結局、同修は最後の部屋からも撤退せざるを得ませんでした。座席はなくなってしまいましたが、同修の心は幸せで一杯でした。
ピンクのドレスを優雅に着こなしたマスターは演壇に上がり、前の方にいた聴衆の何人かに、壇上に来て自分の隣に座るように勧めました。幸運な若い女性二人が、マスターの両脇に座りました。講演の中でマスターは、私たちが現世で神に会うことができるということを保証しました。実際、神に会うのは難しいことではなく、子どもでさえ神と交流できるのです。質疑応答の時間には、他の二つの部屋から来た分の上に積み重ねた質問表が壇上に送られて、マスターが三つの部屋から来た質問すべてに答えてしまうと、参加者は口頭での質問を続けました。講演は終わりに近づきましたが、聴衆は去りがたい気持ちで一杯でした。そのとき参加者の何人かは目を閉じて2 〜3 分間祈りました。するとマスターは加持物を分けてくださいました。これでようやく講演の幕を閉じることができたのです。
次にマスターはホールを出る時、階段近くに立っていた人々に挨拶をしました。ある参加者は、菜食ではないレストランの所有者だが、印心を受けたいと願い出ました。彼の誠意に対して、マスターは何とか印心は許してくださいましたが、レストランを菜食に切り替えるよう助言しました。レストランの所有者は大変喜んでマスターに何度もお礼を述べました。また、カソリックの神父さんと尼さん二人が講演会に出席し、最前列に座っていました。マスターが聴衆の質問に答える時のユーモアは、三人の思いやりのある笑いを誘わずにはおきませんでした。後で三人とも印心を受けました。数百人がロンドンで印心を受けましたが、それは今回の講演旅行の中で最も多くの新同修を生んだことになります。イギリスの首都でそんなにたくさんの新同修が私たちに加わったということは、大きな成功であり、また、マスターの1999年ヨーロッパ講演旅行に完璧な締めくくりをもたらすものとなりました。
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