南アフリカ共和国・ヨハネスバーグ 1999年11月25日
アメリカで感謝祭を祝っていた日、南アフリカの人々は大変喜びに満ちて、ヨハネスバーグでSupreme Master Ching Haiとその同修たちを歓迎していた。ここは南アフリカでの最初の講演地である。
11月といっても、南半球にあるヨハネスバーグの季節は夏だった。同修が到着したとき、当地の気温は平年より低く、涼しくなった。そのおかげで、我々が街頭でビラを配布したりポスターを貼っているときは、少しも暑くない、よい気候だった。
講演は市庁ホールで行われた。そこは市民が集会や会議を開く場所で、大型の劇場のような建物である。実際、演奏会シーズンになるとヨハネスバーグ交響楽団がここで演奏会を開くのである。講演が始まる前に、すでに多くの地元の人々が印心を受ける登録をした。
マスターは、青、赤、黄色の、三色のアフリカのトーテムを布に刺繍した上着を着て、それと同じ色の帽子をかぶって会場に到着した。マスターの優雅で、華麗で、高貴な外見が、演壇の背景と調和し、アフリカ特有の情緒を十分に表していた。
講演前に、地元の女性同修と住民とが一緒になって、「Shosholoza(前へ行進する)」というズル族の歌を合唱した。これはマスターが我々を連れて修行の道を大きく躍進するということを象徴している。ゆったりとしたリズムと熱狂的な舞踏が、その夜の講演の素晴らしい前奏となった。講演の初めに、マスターはこのように言った。「アフリカ住民が華麗な衣装を身に着けている理由は、彼らは神のすぐ近くにあり、内心が嬉しいからなのです。神は自らも多彩なので、地球に色彩に富んだ物を数多く創り出したのです。それは、さまざまな人種の肌の色も含みます」
マスターは続けた。「この世に永遠の苦痛はありません。永遠の愛だけがあるのです。聖書には、『叩けよ、さらば開かれん』と書かれています。けれども、世間の人にはどこを叩けばよいのかわからないのです。観音法門は、私たちにどのようにして『神に祈り、答を聞き』、どこで『智慧の門を叩いて開けるか』ということを知らせるものです」
その晩、さまざまな種族の住民が印心を受けた。印心の部屋に最後に入って来たのは、制服に身を固め、ピストルを携帯したズル族の警察官だった。彼は勤務が終わるとすぐに、急いで会場に駆けつけたのだ。マスターの南アフリカでの初講演は大きな成功を収め、後の講演ツアーへの明るい見通しをもたらした。
|