師と弟子
マスターの身をもって示す偉大な力
長住同修(原文 英語)

たちはフロリダセンターで毎日、マスターとゲームをしたりして楽しく過ごしていました。けれどもマスターには、まだ通常のしなければならない仕事がたくさんありました。実際には中東とアフリカ講演ツアーの準備で、いつもよりはるかに仕事が山積みになっていました。ツアーすべてを確実にスムーズに運ばせるため、集中力や先を見通す力や調査をかなり要しました。夕方、私たちが冗談を言ったり映画を見た後でゆっくりしている間、マスターは仕事に戻り、夜中過ぎまで、ときにはまったく睡眠をとらずに翌朝まで仕事を続けることもありました。

ある日、マスターは本当に忙しすぎて、眠る暇がありませんと言いました。彼女がどれくらい忙しいかということに、こう言ったことがあります。「私は3 つ電話を持っていますが、それがみんな鳴りっぱなしなのです。私は足で聴き、爪先でしゃべり、耳で答えます。電話は四六時中、昼も夜も鳴り続き、しゃべりつづけ、答えるのです。この時期は非常に大変と思われましたが、マスターは私たちに次のようなことを言ってびっくりさせました。マスターを煩わせる原因となる、世俗的な気を散らすことがなかったので私たちと過ごした数週間は天国のようだったと。私たちのセンターのように調和し、平和でリラックスした雰囲気で生活すると、これらの天国からの恩恵は自然に、より簡単に得られるからです。

マスターにとっては、仕事は仕事、遊びは遊びなのです。彼女は何をするにも、心身ともにいつも全力投球なのです。講演ツアー組織が極めて大変になった時点でマスターは、私たち長住の者たちに援助を求めました。マスターの望むレベルに仕事を仕上げるよう努力し、光のように速いペースについていくことは私たちにとって大変でした。その結果、この期間私たちには眠る暇はありませんでした。というのはマスターが起きているときには、少なくともすぐにでもマスターの力になれるよう、いつでも用意しておかなければならないからです。絶えず課せられる仕事が続くにつれて、私たちみんなの注意力は一点に集中しました。私は常にどうでもよいことを考えてしまい、注意力が散漫になってしまっていましたが、気がつくとそういうことがなくなっていました。そのときはそのことに気づきませんでしたが、意識して努力することなしに、私は完全に集中していて心の中に普段のごちゃごちゃした気持ちはありませんでした。今までの生活を考えてみると、何か問題にでくわしたとき、常に注意力が散漫になることが私の最大の弱点の一つでした。ようやくマスターと神の手配により本当の集中力を 学ぶ特別な機会を与えられました。この事実は簡単には引き出すことができませんでしたが、全くのはずみとマスターの偉大な力と動機によって私のようなゆっくりで不十分なヘルパーでも理解することができたのです。

その数日間、私の経験した変化や進歩を、観察したり認識したりするのに必要な場所や時間はありませんでした。そうして日常生活に戻った後、マスターの与えてくれた本当の成果が表れました。今では、仕事に対する私の態度は一変しました。仕事は、大小や重要度に関係なく、時間を浪費せず細かいところに同じように注意を払い、成し遂げるために集中して努力することは必要であり、そうするに値するものです。マスターの神聖な恩恵のおかげで私に起こったこの変化は、目に見えないところで、いつもの頭で考える大きな努力なしに起こったようでした。

印心以後のことを振り返ってみると、同じような場面があったことを思い出します。私欲をなくし、誰かのために努めた結果、私の精神修行の向上は飛躍的なものとなったのです。マスターとの内なるつながりにある力はとても偉大です。私たちが本当に崇高な目標に向かい努力したとき、以前に夢見た以上の奇跡が起こり、実現することになるのです。私たちを自らの主人とさせるためにマスターが与えた課題がなんであろうと、高貴な目標を決して忘れず、成功するために勇気を持って前進する努力を続けることが、唯一私たちに必要なことなのです。

祝福されたフロリダでの喜び マスターの身をもって示す偉大な力 観音犬ピーター