愛を実践する

エルサルバドル
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フォルモサ
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エルサルバドルからのレポート

早めに届いた神様からのクリスマスプレゼント

地元の赤十字を訪問する
(後方にあるのは私たちが提供した
医療品と粉ミルク)

【サンサルバドル】エルサルバドルは、中央アメリカの中で経済が発展している国に数えられ、人々は勤勉で友好的です。しかし不運にも、長年にわたる内戦のために、国家も人民も貧困に追い込まれ、特に地方の村に住む人は貧しく、多数が失業している状態にあります。少し前まではデング熱に見まわれていて、6万人が感染する事態が発生、特に子供への影響はひどいものでした。エルサルバドルの子供たちに助けが必要と知ったマスターは、直ちにボランティアを現場へ派遣して必要とする物を調査させ、その需要に従って援助活動を展開しました。マスターの指示を得た後、ある観音使者が迅速にエルサルバドルに向かい、地元およびコスタリカからやって来た一人の修行仲間と合流しました。より詳しい調査が得られるよう、彼らは山河を越えてさまざまな地域を訪ねました。

 その結果、デング熱のピークは過ぎたものの、多くの人々−−特に子供には依然として助けが必要である事がわかりました。私たちのグループは、まず赤十字を訪れて、子供たちが最も必要とする薬を提供しました。次に地元の緑十字組織と3軒の孤児院を訪れましたが、その中の一つは知能障害のある子供や捨て子、奇形児を収容する施設でした。その後、海辺に近いへんぴな2つの村、いくつかの貧困地区、そしてカトリック系の病院と小児病院、また、ドラッグ中毒者を治療するリハビリセンターや老人ホームも訪問し、マスターの愛を緊急に必要とするすべての人々に届けられるよう、さまざまな場所を廻りました。
San Juan del Gozoの子供たちに
クリスマスパーティーを開く

 その間、私たちを大いにサポートしてくれた慈善グループが二つありました。一つは地元の緑十字組織、もう一つはCESTA (CEntro Salvadoreno de Tecnologia Apropiada)でした。CESTAは、生態保護や環境保全のサポート、また、チャリティーや救済事業を行う組織であり、海岸の村を訪問する際、私たちと共に行動してくれました。緑十字は地元の自発的な災害救援グループであり、そのボランティアの一人であるビクター氏は、期間中必要な場所へ私たちを車で連れて行き、資料収集の作業にも加わってくれました。
San Isidro 地区での食料配布

 私たちが最初に訪問した海辺の村は、Usulutan 州のSan Juan del Gozoでした。2年前、台風ミッチに襲われて道路は泥沼になり、村全体が大きな被害を受けて、残されたのは貧困生活だけでした。状況を知るために私たちは11月7日に訪れて、子供たちを気遣うマスターの愛を届けました。

 彼らは貧しいために子供たちの面倒を十分に見られず、子供の日やクリスマスも祝った事がないと話しました。それから、彼らがポンプを必要としていると知った私たちは一台買い求め、同時に、衣類や粉ミルク、米、小豆、油、砂糖、雑穀類といった多くの生活必需品やたくさんのおもちゃ、ビスケット、キャンディーを買いました。そして11月14日に再び村を訪れ、彼らにこれらの品物を届けました。また、子供たちのために少し早いクリスマスを共に祝い、これには数百人の子供たちが喜んで参加しました。村の委員会の話では、以前にも彼らを助けてくれた人々がいましたが、彼らはただ来て、少し様子を見ては他人に頼んで物を買っていたそうです。本当に必要な物を提供して、自ら愛を届けたあなた方の行動には深く感動したと話してくれました。

 この村に、母と子供9人の家族がいました。末娘はまだ2歳で、片目は失明し、もう一方の目も飛び出していて失明寸前の状態でした。かなり弱っていて、しきりに咳をしていました。その夜、私たちは治療のため、彼女を百キロ余り先のサンサルバドル市内にあるBenjamin Bloom小児病院に連れて行きました。そして診察費と母が娘を見舞う時の交通費、後日のための医療費をいくらか彼女らに持たせました。その母親は、後に感謝の手紙をくれました。また、小児病院では、心臓に問題を抱える子供に出会いました。彼らは検査費を支払う余裕がなくてずっとそのままにしていたので、診察できるよう援助しました。
Tolucaにて、骨折のために手術を必要とする少年
(左にいるのは、CESTAのメンバーで、
この村を担当する Juan Carlos氏)

 CESTAに連れられて訪問したもう一つの村は、Tolucaという村でした。私たちは、ここでも11月16日に住民たちのためにクリスマスを祝いました。その村では、長期の栄養不良によるカルシウム欠乏に陥っている少年と出会いました。彼の腕には腫瘍があり、その後、事故で腕を骨折したのですが、唯一している処置といえば3ヵ月以上になるギプスだけでした。彼の家庭にとっては手術費があまりにも高額なため、それ以上の医療処置は受けられなかったのです。私たちはすぐに彼を治療に行かせ、後の治療費が支払えるよう1万コロン(約1,200米ドル)をCESTAに託しました。

 私たちが訪れた最初の孤児院は、あるカトリック司祭によって設立されたHogar del Nino Minusvalido Abandonado (捨て子と身体不自由児の家)でした。施設では、百人以上の捨てられた乳飲み子、知能障害のある子供、奇形のある赤ちゃんを収容していました。その孤児院では、洗濯機、ドライヤー、車椅子、そして多くの食物が必要だったため、私たちはすぐにこれらを提供しました。

 郊外では、Villas Infantiles de San Martin(幼児のためのサン・マーティン村)という名の孤児院を訪れました。そこでは百人にのぼる孤児が収容されていて、責任者の話によると、マットレスから医療品、文房具類、食料、さまざまな台所用品に至るまで、すべてが不足しているとの事でした。そこで私たちは、26枚のマットレスとたくさんの台所用品、食料、キャンディー、ビスケットとおもちゃを買いました。11月17日、私たちは住民のために楽しいクリスマス会を開きました。地元TV局のチャンネル4がこのイベントを取材し、緑十字の方々はプレゼントの配布に協力してくれました。子供たちはみな大喜びで、口にチョコレートを入れながら、もらったバスケットやサッカーのボールを、空気ポンプで一生懸命に膨らませていました。チャンネル4テレビは特別番組を組んで、子供たちの喜びを報道しました。大勢の子供が寄って来て私たちにキスしたり抱きついたりして、ラテンアメリカの情熱を感じさせてくれました。

 もう一つ訪れた孤児院はAldea Anfantil SOS Santa Teclaでした。夜、私たちはその施設でもクリスマス会を開き、会場は飾りのライトで美しく輝きました。そこを離れる前、院長と子供たちが一緒にクリスマス・キャロルを歌ってくれて、実に心温まる一夜でした。

 11月24日、前回の訪問で多くの職員がマスターの教えや方便法について深く興味を示したため、私たちはSan Martin村を再訪し、院長や多くの職員が方便法を学びました。静かなメディテー ションの間、多くの人たちが内面の光を見られたので、非常に喜んでいました。そこで、観音使者は、いったん神の愛のパワーと繋がることができれば、私たちは神から託された子供たちの面倒を、さらに上手に見られるのだと話しました。みな、マスターのこの上ない法門を授かった事を非常に喜び、多くの職員が、マスターの写真付きペンダントを欲しがり、また、マスターの教えをもっと理解したいので図書館の保存用に、マスターの書籍をセットで欲しいと私たちにリクエストしました。
San Martin村で子供たちに
必要な台所用品を提供
San Martin村にて、
子供たちのための一足早い
クリスマスパーティーを開き、
チャンネル4テレビに取材される

 地元のチャンネル4テレビでは、しばしば、援助を必要としている貧しい人々を報道しています。例えば、最近では車椅子を必要とする人たちがいましたが、テレビで放送された後でも、その状況は依然として変わりませんでした。中でも特に哀れだった年配の婦人は、長年床に伏しているばかりか、片足を失っていました。彼女の家にはトイレがないため、お手洗いに行くたびに、娘が隣家から車椅子を借りては外の公衆トイレに連れて行かなければならず、非常に不便でした。私たちが買った新しい車椅子に彼女を座らせると、彼女の目は感謝の涙でいっぱいになり、ずっとマスターのサンプル本を握りしめ、決して放そうとはしませんでした。そして、彼女の娘は大きなマスターの写真を手にして、ぜひくださいと私たちに頼みました。彼女はその写真をとても気に入って、いつでもマスターを思い出せるよう、壁に掛けると話していました。私たちは帰り際に、窓越しに老婦人が大きな写真を手にして、じっとマスターの顔を見つめ、涙が頬を伝って流れ落ちるのを目にしました。

 他には、一人のダウン症の人がいました。行動する時はいつも、すでに70代半ばになる父親の助けが必要でした。通知を受けた父親は、早速私たちの所を訪ねて車椅子を受け取りました。帰宅後も、彼にはこの出来事が本当だとは信じられなかったとの事です。後に緑十字の人から聞いた話ですが、父親は車椅子に触りながら、何度も何度も涙を流し、これからは、どこへでも楽に息子を連れて行かれると大喜びしたそうです。

 11月16日に、私たちはNuestra Senora de la Pazと呼ばれる民間のリハビリセンターを訪れました。ここではドラッグ常用者を治療するだけでなく、問題を抱える青少年の世話もしていました。このセンターの創設者の一人はCESTAメンバーであり、その関係もあって私たちはここを訪問したのです。診療所のニーズを満たすために、私たちはたくさんの食料、テーブル、そして器材を買いました。方便法を学んだ際、全員にとてもよい体験が得られました。内面の光を見る事ができて、大変心地よく、リラックスした気分が感じられたのです。そもそもドラッグを止めさせる最良の方法は、ドラッグを使用しない時のストレスや焦りを取り除く事にあるため、管理している職員たちは、この目的に方便法が最も効果的だと考えました。そこで彼らは、普段の日課にメディテーションを組み込んではどうかと私たちに相談しました。

 11月22日に、私たちはロサリオ地区へ行き、CESTAによって設立された環境保全学校を訪れました。その地区の小・中学校では、通常のカリキュラムが実施される他に、有機作物、特に大豆に関する環境保護概念なども指導していました。その地域の責任者は、豆腐や豆乳、そしてベジタリアン用の肉の代用品に大変興味を持ち、これらの製造方法をぜひ学校の課程に組み入れたいと望んだため、方便法を学んでいる一人の人が、無料で教師たちに製造方法を教える約束をしました。きっと、やがては彼らが生徒に指導できる日がやって来る事でしょう。

 その後、私たちは地域の教会が運営するParroquial病院を訪問しました。その病院では、貧しい患者には無料で診察を行っています。しかし、継続的に薬代を肩代わりする余裕がなかったので、私たちは最も必要とされる医療品を彼らのために買いました。
マスターの写真を手に
車椅子を受け取った
老婦人とその家族

 それから私たちは、Asilo "Sara Zaldivar"という老人介護施設で、傷口洗浄用の、水のろ過器を緊急に必要としている事を知って、直ちにアメリカへろ過器を注文しました。一週間以内に届くとの事でしたが、施設を訪れると、実はろ過器以外にも、特に衣類やベッド用シーツなど多くの物が不足しているとわかりました。そこで、私たちは粉ミルク、穀類、シーツ、そして衣類を買い、大いに喜ばれました。また、彼らが12月のクリスマスを祝えるようにと、地元の修行仲間にいくらか のお金を託しました。

 この時期、私たちは食料やおもちゃ、キャンディー、そして医療品を買うために毎日早朝から出かけ、深夜まで忙しく動き回りました。出発する数日前、私たちも時間を作って二回にわたるビデオセミナーを開きました。テーマは、「内なる光と音を伴ったメディテーションを通じて、内面にある全能のパワーを導き出し、真善美のある人生を送る方法」でした。私たちが最初に訪れた孤児院を報道したチャンネル4テレビ以外にも、地元のラジオ局El Mundoやエルサルバドル市最大の新聞であるLa Prensa Grafica紙が、孤児や貧困者への私たちの援助について報道しました。同時にビデオセミナーのニュースも流して、マスターと観音法門を市民に紹介しました。

 番組ホストもしている、ラジオ局El Mundoのオーナーは、ベジタリアンレストランも経営していました。彼女は、マスターのセレスチャル・ジュエリーやクローズを大変気に入り、マスターが表現する真善美を感じ取れると話していました。彼女は、マスターについて多くの質問をし、またマスターの作った詩「平和の探求者」を朗読し、聴取者に聞かせました。たくさんの人々が彼女の放送を聞いて、私たちのビデオセミナーに参加しました。彼女は、マスターのエルサルバドル訪問を望み、その日を心待ちにしていると私たちに話しました。
最初のビデオセミナーの後、
方便法を学ぶために残った
観客たち

 一回目のビデオセミナーは、11月12日に Kalpataruのベジタリアンレストランで行われました。ちらしを印刷する時間がなかったにもかかわらず、人々が大勢詰め掛けました。たくさんの人が方便法を学んではよい体験をし、今後も連絡できるようにと住所を残しました。私たちはベジタリアン食品を彼らに少し渡して、調理法も教えました。

 11月25日、二回目のビデオセミナーは、あるヨガ協会で開きました。ここの責任者はすでに11月23日に前回の会合に出席しており、非常にマスターを気に入り、方便法を学んだ後でもよい体験をしていました。彼は帰ってからすぐに会場を手配して、この神聖な会合に参加する人々を歓迎しました。このセミナーもまた大成功で、心地よい雰囲気の中で、多くの人がよい体験を得られました。

 このように大勢の人々がマスターを知る機会を得て、その愛を感じ、そして彼女の教理を理解するのを目にして、私たちはとても嬉しく思いました。この期間中、多くの修行仲間や方便法を学ぶ人々が飛び入り参加し、私たちと連絡をとり、共に仕事ができた上、マスターの強い加護の力を感じる事ができました。ここを離れる前に、私たちは、この善良で麗しいエルサルバドルの国と人々が、神より恵みが与えられ、永遠の平和と幸福、そして満足が得られるようにと願いました。

(今回の活動費の詳細と受領書については、次号の「愛を実践する」の活動支出表に掲載します。)

エルサルバドルの2000/11/24付
La Prensa Grafica 紙


エルサルバドル最大の新聞
La Prensa Grafica紙が
マスターのビデオセミナー
及び観音法門を市民に紹介