意外な喜び

中国・西寧 同修/口述・観音使者/記録

 状況が許さず、私たちは2000年のタイ国際禅の参加に間に合いませんでした。タイに着いた時には、マスターはすでにタイを後にしていました。みな、大泣きして悲しみました。その後、旅行団体に加わって、タイ皇帝五世の宮殿を観光した時もみんなの気持ちは晴れず、誰も中に入ろうとしませんでした。そんな中、ある一人の女性だけが入り、しばらくすると喜んで走って来ました。そして、みんな早く中へ入りましょうと声を掛け、マスターが中で座っていると言いました。私たちは中に走り込みました。誰もがみな、本当に化身のマスターが高い玉座にいるのを見ました。私たちはそこで座禅をして、マスターの深い愛と加護の中で陶酔しました。添乗員が不思議がって言いました。「みなさんは本当におかしいですね! さっきは誰も中へ入ろうとしなかったのに、今度は入ったら出て来ないんですから」。