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修行のためのマル秘防衛作戦
スプリームマスター・チンハイ 韓国・永同センター 2000.5.12(英語)
弟子(以下D):私は先週の日曜日に、西湖センターで印心を受けました。五句を授けて頂いてから、観音法門の修行を始めました。内在の音を聞いて、私はびっくりして、つい他の人に話してしまいました。それ以来、一生懸命集中して内在の音を聞こうとしても、全く何も聞こえなくなってしまいました。私は、最初興奮しすぎて、他の人にその事を言ってしまったために、それ以後は何も聞こえないのです。
M: 誰かに話してしまったのですね。
D: はい、すぐそばにいたシスターに。
M: そうですか。.
D: つい彼女に話してしまうと、彼女は私に言いました。「あなたは、一切その事を口外してはいけなかったのに」。私はとても後悔しました。
M: おめでとう!! (マスターと観衆笑う) そう、これからあなたは、一生懸命修行に励まなければならなくなりましたね。
D: かなり時間がかかるのでしょうか? 私が以前のようになるまでに…。
M: そうですね。時間はかかります。
D: そうですか。
M: あなたは自分の口を閉じる事を覚えたでしょう。でも、私はみなさんを責めたりはしません。というのは、この事は、今までに想像もできないくらい、みなさんにとっては新しい出来事なのですから。印心の時というのは、みなさんの頭全体に大きな雷のようなとどろきが鳴り響く事もありますし、大海の水が一気に流れ込むようなものすごい音が聞こえる人もいるでしょう。今まで経験した事がないほどの体験でしょうから。あなたが聞いた音はそれ程あなたにとって新しく、また、大きなとどろきとして聞こえたはずです。そうして、もちろんあなたがそれで興奮してしまうのも無理からぬ事です。しかしあなたは学ばなければなりません。以前から言っていますが、私の言う事はすべて禁止するためではなく、みなさんにとって良い事だからなのです。そう、次回から印心をする人々によく言ってきかせてください。「どうかあなたの体験を決して口外しないように!」と。さもないと、彼らは体験をすぐになくしてしまいます。重要な事を外に漏らすために内在の神経系統を絶ってしまうのです。
五句でさえ、むやみやたらに唱えたり他の人々に教えてはならないと私が言う理由は、みなさんがそれを外に漏らしてはならないからです。印心を受けている間、人々は安全に守られています。守護天使たちが、彼らのまわりを否定的なパワーが全く入り込めないように、近寄れないように守ってくれているのです。この否定的なパワーは五句を聞きたくて仕方がありません。もし、あなたが所構わず五句を唱えたり、あるいは人々に教えたりなどしたら、否定的な外敵があなたのそばに寄って来るでしょう。彼らは五句が大好きなのです。五句はすばらしいので彼らは近くに来たがりますが、一旦近寄られてご覧なさい。彼らはただ見ているだけでは済まなくなってきっと何か問題を引き起こし、あなたに面倒をかけるに違いないのです。彼らはあなたに引きつけられます。しかし、あなたは彼らに太刀打ちできるほどには、まだ十分に強い力が備わっていないのです。
時々、みなさんには小さな問題が起きる事もあるでしょう。そんな時私は、大きな声で五句をみなさんと共に唱えたりします。けれども、一日中唱えるなどという事はありません。この世界は、そんなものなのです。肯定的な力は否定的な力を引き寄せます。引き寄せるのではなくて、否定的なパワーの方が近くに来たがるのです。ですから何であれ、良い事はあなたの胸の内にそっとしまっておくのです。誰にも教えない事です。あなたが黙っていればいるほど、より強い体験が得られるでしょう。もし、あなたがマスターの前でその事を言う時は、あなたは守られているので大丈夫ですが、それは特別なのです。しかし、もしその事を手当たり次第に言ったりしたら、あなたにとって良くありません。
あなたが学んでいるこの観音法門は天国から来たもので、この地球上にあったものではありません。この大きな力は、天国の神から来たものであり、私たちを天国の家へ連れ帰るためのものなのです。しかし、この世界もまた神の創造によってできたものではありますが、神の創造物の反映でしかないのです。それはマーヤの世界であり、少し違った領域にあり、違う支配下にあるものなのです。私たちは、ちょうどこの世界におけるスパイのようなものです。私たちは、「国歌の敵」(映画のタイトル)の中にいるようなものです。私たちは、素性も何もかも人に知られてはなりません。私たちは、全く普通のふりをして通りを歩く時、他の人々は、全く私たちの事など気にとめません。こういう方法が一番良いのです。もし彼らがあなたの素性を知ったら、そのうちの何人かはあなたの邪魔をするかもしれません。そうして、彼らはすべての現在、あるいは過去のマスターに迷惑をかけてきました。彼らは、マスターである事を知っているからなのです。それは、彼らにとって問題を起こす動機となるのです。しかし彼らが、あなたが誰であるのかを知らなければ問題を起こす事はありません。だからこそ、私たちは静かにしていなければならないのです。昔からたくさんのマスターたちが、正しい教えを人々に説いては問題に巻き込まれてきました。しかし、黙って修行をしていれば大丈夫です。それはみなさんにとっても同じ事です。もし、みなさんの事を彼らが知りすぎてしまうと、彼らはあなたの事も邪魔をするでしょう。
ただし、みなさんがただマスターのかわりに話しているだけだと言った場合は、彼らはあなたを本気で取り扱わないでしょうが、もし彼らがみなさんの体験や他のすべてを知ってしまったら、彼らはあなたが高いレベルにいる事がわかるので、きっとみなさんの邪魔をします。みなさん、マーヤの力がわかったなら、静かに黙っていなければなりません。天国から来たものはすべて天国に属します。つまり内在に。そうして外側の事というのは、すべて外の世界に属しているのです。ちょうど、私たちが敵国に潜入して自分の国のために働くようなものです。自国の大統領の信頼を得ている秘書であれ、FBIの秘密捜査員であれ、他国で何か調べなければならない事があった場合、敵国に入る時に本当の身分を明かしてしまったりなどしたら、間違いなく捕らえられてしまいます。どんなスパイでも、特に優秀なスパイほど、事を隠密に運ぶのです。彼らの持っているすべての情報が世界をいっぺんに変えてしまう事だってあるからです。彼らは自分の身分を誰にも知らせません。妻にさえ。時々、新聞で「彼はスパイだった!」というような記事を見かけますが、彼らの妻は、全くその事を知らないのです。これは本当の事です。彼らは自分の妻に対してでさえ、何も知らせないのです。彼らは誰にも悟られず、一人で働くのです。時には同じ仕事をスパイ同士で行う場合もありますが、素性などお互い全く知らされないのです。彼らは、それ程までに秘密裏に仕事をしなければならないのです。こういった方法は、私たちのやり方でもあるのです。私たちはこの世界で、彼らと同じような存在なのです。黙々と事を運ばなければなりません。
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