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最高の眠気覚まし
文:観音使者
1998年10月、私たちは、メキシコでスペイン語のサンプル本を自ら印刷する事を決めました。そうすれば、これまでのように他の国から調達する必要がなくなります。地元とアメリカのヒューストンの仲間たちもみな賛成して、印刷するためのお金も工面しました。
私は地元の修行仲間に校正の仕事を頼みましたが、何日も延ばされてしまいました。そこで大急ぎで他の都市に行って、校正の担当夫婦に、必ず1〜2日以内に完成するように依頼しました。この夫婦は会社の仕事が終わるとすぐにセンターに来て、タイプと校正の仕事にとりかかりました。翌朝、私は彼らがまだセンターにいる事に気づきました。夫の方に、「一晩中寝なかったから疲れたでしょう」と聞くと、彼は元気いっぱいな様子で、疲れるはずがないと言いました。しかも、サンプル本の校正はすでに終わらせていたのです。そして彼はうれしそうに説明しました。
やり始めた時は、彼がタイプをして妻が手伝って校正をしていたのですが、後で妻が寝てしまったために、彼はたった一人でやっていました。眠くてまぶたが開かなくなった時、突然マスターが笑顔でそばに立ち、彼を見ている事に気がつきました。それでうれしくて眠気はふっとび、一気に夜明けまでやっても全く疲れを感じなかったそうです。
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