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マスターは私たちにこう言った事があります。「家族のため、社会のため、自分のためにあらゆる事をして、自らの生活を創造すべきです。みなさんはどんな事でもできます。誰かがみなさんの生活をさらに美しく良くしてくれるのを待っていてはいけません」
今回、ある修行仲間が庭の改造をしました。その事を通して、私には実にたくさんのすばらしい収穫がありました。彼女の家は山腹にあって四方を山に抱かれ、樹木に囲まれています。付近には小さな平家が並び、家の外には菜園があります。そこに暮らす人々は毎日、日の出と共に働きに出ます。一日忙しく働いた後、夕日を背に山の石段を登って家に帰ります。何と悠然としていて、自在で愉快なのでしょう。しかし、玉にきずなのは、家のそばの大きな排水溝と菜園のそばに長年のごみが山になっていた事、そして小さな庭の半分を、粗末な古い柴小屋に占領されていた事でした。マスターの教理を実行するために、私は彼女とよく相談した結果、周りの環境を一度徹底的に改造する事に決めました。
経費節約のため、多くの力仕事をすべて自分たちでやりました。例えば、山を降りてセメント、砂、石灰、レンガ等を運び上げたり、柴小屋を壊したり、セメントを混ぜたり、砂をふるいにかけたり、またバケツを運んだりもしました。それ以外に、菜園で水やりをしたり、土を掘ったり、肥料を撒いたり、草取りをしたり、植物の植え替え等もしました。しばらくすると何人かの修行仲間も次々と私たちの仕事に加わりました。毎日毎日、みな休みなく忙しく働きましたが、歓声と笑い声が絶える事はありませんでした。雇われて来た数人の手伝いの人たちにも私たちの楽しい雰囲気が伝染したのか、停電や断水、そして道具や材料の不足という状況にもかかわらず、朝から晩まで働き続けてくれました。
みんなは心を合わせて協力し、一つひとつの難関を突破しました。20日余りの努力の末、ようやくかつての粗末で古い「農家の庭」の内も外も、完全に変わりました。庭に入ってまず目につくのは、地面に敷かれたクリーム色のタイルです。南側の壁には清潔なコンクリートの棚があり、その上に修行仲間が持ち寄った鉢植えの花が飾ってあります。東側の壁の下で私たちを迎えるのは、一株のかわいらしい四季咲きの木犀で、また、そのわきには金色のヒマワリもあります。そして横には植木鉢を置くための小さなコンクリートの台があり、生き生きとした花が置かれています。四方の壁は新しく塗られて美しく輝いています。西側には、かまどと白い清潔な流しのある台所、そしてトイレがあり、みんなで使えるようになっています。庭からは遠くに青い山々の連なりが見渡せます。そして庭の傍らには黄と緑の色が重なり合った菜園があり、白塗りの壁と赤い瓦が緑の林に見え隠れして、風景のどこをとっても美しく、あまり多くてとても見きれないほどです。
みんなは朝から晩まで何度もここで一緒に過ごしました。炊事の煙が立ちのぼり、自分たちで栽培した野菜や果物を摘み、夕焼けの中で喜びの歌を歌いました。その間に、星や月は静かに山の上空に昇っていました。気づかぬうちに星の光が私たちの小さな庭に降り注いでいて、一瞬にして、ここは天国であると感じさせられました。
こうして私たちはいつも庭で円陣を組んで座り、美しく広がる星空を仰ぎ見ていました。そして知らず知らずのうちにマスター・ママを思い出して、そっと歌を歌い始めたのです。
ここでの共修は、まさに仙人のような楽しさです。みんながここを、仙人の住む場所、桃源郷、聖人の住まいと言うのも当然です! これら一切がマスターの言った事を証明しています。「私たちの意思は神の意思です。ですから、私たち一人ひとりの考えがとても重要なのです。私たちが何を望んでも、全宇宙はそれに合わせてくれるのです」
天国は心の中に
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