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中華民國禪定學會の社会奉仕活動における理念と効率 一 序文 スプリームマスター チンハイ インターナショナルアソシエーション(以下SMCH I.A.)は十余年にわたり人道的ボランティア活動を続けており、その援助活動の範囲は世界各地におよび、各国政府並びに民間に広く認められている。さらにその効率の良い動員力も、世界の注目の的となっている。以下の文章は、SMCH
I.A.がボランティア活動において抱いている信念、組織メンバーの動員方式および特色などを詳しく説明するとともに、各分野で奉仕活動を推進するボランティアグループの参考資料として提供するものである。 SMCH I.A.とは、国際的に著名な精神的指導者「スプリームマスター チンハイ(以下SMCH)」(注@)の世界各地における弟子たちにより結成された霊的修行グループである。長年にわたり、このグループのメンバーは世界各地で、災難に遭遇した人々および貧困者、身寄りのない者、苦しむ者への救援活動に全力を尽くして参加してきた。その社会奉仕活動における高い発展効率は、彼らの持つ信念と大きな関わりを持っている。 SMCH I.A.のメンバーは全員が「観音法門」(注A)の実践者である。メディテーションの実践を通して、彼らは生きとし生けるものがみな宇宙の一部である事を認識している。この万物が一体である事に対する気づきと信念に基づき、彼らは自然に周りのあらゆる生命に関心を持つようになる。「同一体」のどこか一部が苦難に遭遇した時には、彼らは直ちに支援を行なう。ちょうど我々が体の一部に傷を負った場合に、すぐに病院へ行って手当てをするのと同様である。SMCH
I.A.のボランティア事業はこのような状況のもとで自然にたち上がったのである。 2「効率の良い奉仕」に対する理念 SMCH I.A.の修行者にとって、メディテーションは最も大切な日課である。メディテーションを通して、社会により効率的に奉仕する事ができる。なぜなら、内在の智慧と愛の心が絶えず成長するからである。SMCHは弟子たちにこう教えている。「私たちがメディテーションを実践するのは、他人に対してより良い奉仕をするためであり、また、自分がする事柄をより明確にしたいと思っているからです。そうしてこそ、より効率良く、より良い奉仕ができるのです。もしメディテーションをしなければ、良心から人々に奉仕したいと思う事があっても、何が最高の方法であるかがわからないのです。ですからメディテーションは、真の私欲のない奉仕のための、大きな助けなのです」と。(注C) 3 無為の「施し」 SMCH I.A.は、社会奉仕のボランティア活動に対して「自然に行なう」「何もしないでする」という態度をとる。SMCHはこのように弟子たちに教えている。「奉仕活動を行なっている時、慈善行為をしている『私』を思わず、その行為が『私』にとって何の利益になるかという事も考えません。それは純粋にありのままの態度から出た、心の中から現れてきたものです。……そうでなく、私たちが他人に何かを与えながらその見返しを望んでいるとしたら、こうした行為にいったい何の意味があるのでしょうか?」と。(注D) 4 「援助される者を尊重する」奉仕の態度 SMCH I.A.では、人を手助けしている時、特に「援助される側の気持ちと尊厳を尊重する事」を重視し、被援助者に対して、救済を受けたから自分は身分が卑しいのだという気持ちを起こさせないようにしている。そして逆に援助する側は、自然に感謝の心を抱いている。なぜなら、援助される人の状況があるからこそ、援助者は愛を学ぶ機会に恵まれるからである。彼らの目から見ると、被援助者の中には「聖人もいます。とてもよく修行していて、レベルが非常に高い人もいるのです。彼らはこの世界を救うため、自分の高いレベルを犠牲にしてこの世に降りて来て難民になっているのです」。(注G)こういった深い考えが、修行者としての「被援助者を尊重する」という奉仕態度の原動力となっている。 三 ボランティア活動の特色 1 高い機動力
SMCHは弟子に対して、平和で災難のない世界に なる事を祈り、常に肯定的で前向きな考え方を持ち、たとえどんな災難にあっても必ず全力を尽くして救援するよう指導している。それにより、世界のどこかで救援を必要とする事件が発生するたびに、弟子たちはいつも迅速に意思の団結を図り、相当な労働力、金銭、そして物資を動員し、最適のタイミングで被災地に入り、緊急の救援任務を果たす事ができるのである。
地震当日の夜には、SMCH I.A.はたくさんのテントをすでに被災地へ運び込んでおり、一部の被災者の宿泊問題は解決されていた。南投地区のメンバーによって結成された救援隊は、南投県政府に届け出た最初のチームの一つであり、他の参加者とともに第一次の救援隊を結成した。他の地区のメンバーも相次いで救援隊を結成して各被災地へ駆けつけて緊急援助品を提供した。彼らは特に車が入り込めない辺ぴな地域の被災者の需要を考慮して、例えば道が荒れていたり損壊によって孤立化している深い山中など、政府や他の民間団体が迅速な支援を行なえない過疎地の被災者のために、9月23日から25日の間、落石の危険を顧みず、背中に救援物資を背負いながら徒歩で山を越え、震災被害者にタイムリーに救援物資を届けた。また数十人の医療と看護に従事している専門家のメンバーも医療救援チームを結成して震災地区に入り、緊急医療活動を行なった。救助活動をスムーズに進めるため、
SMCH I.A.はフォルモサの全国各地から軽トラックを40〜50台出動させ、休みなく往復して各地から届いた救援物資を被災地へ運び込んだ。その他、救援活動を支援するために掘削機チームを結成し、政府と協力して道を切り開いたり、街道を掃除したり、倒れた建物のがれきを取り除いたり、警察局の臨時オフィスの整備を手助けしたり、村と村を結ぶ道路の流れをよくするための作業を行なった。(注J) 2 幅広い活動範囲 SMCH I.A.の従事しているボランティア活動の範囲は極めて広く、およそ以下のように分類される。 (1)被災者の救助 (2)身寄りのない人や貧困者への慰めと救済 (3)受刑者への関心と愛 (4)無料診療サービス (5)環境保護と美化の活動 (6)難民への関心と救助 四 フォルモサと国際社会からの称賛 SMCH I.A.のメンバーは、長期にわたり黙々と社会奉仕のボランティア活動を進めてきた。彼らは、自分の本分を尽くしているだけだと考えているが、その成果は広く多くの国に認められ、称賛を得ている。例えば、SMCHはアメリカ政府から国際平和賞と世界精神指導者賞を受賞し、名誉市民の称号も与えられており、ハワイ州および中西部の6州では「チンハイデー」を設けている。ハワイ州では公園にSMCHの銅像を建立した。また、タイ政府からは「崇高な生命の星」賞、カンボジア政府からは「国家建設賞」を受け、フィリピン政府からは「国際人道主義者賞」を受賞し、マニラ市の名誉市民となって市の鍵を贈られている。フォルモサでは長期にわたり、受刑者と保護観察中の人々に関心と愛を持ち続け、社会教育活動を推進してきた事から、地方裁判所検察署に団体栄誉観護人として招かれ、1998年と2000年に法務部部長賞を受賞し、1999年には法務部の推薦により、刑務所における更生保護活動を支える成績優良団体として行政院院長賞を受賞した。その他、各界からも賞状、感謝状を受け、さらに各メディアでも多く報道されている。 五 結び SMCH I.A.は一つの民間修行団体として、長年にわたり国際的な社会奉仕のボランティア活動に従事しており、世界各地の身寄りのない人々、苦しんでいる人々、貧困者や被災者などを援助している。これは、人間の精神が霊的修行を通して高められれば社会に対する使命感がより深くなり、また、社会奉仕のボランティア活動への参加に対する信念と熱意がさらに強くなって、真心から社会に貢献し、より効率的にきめ細かく周到な奉仕を提供できるようになる事を示している。SMCHは常にこう語っている。「植物に水をかけるのは、根元からです」と。つまりどんな事をするにも、まず内面の愛の心と智慧の力を伸ばし、同時に正しい考えを培いさえすれば、他の事はすべて自然にうまく進むという事である。SMCH
I.A.の人道的活動は、その最高の実例の一つとなっている。 注@:詳細は「即刻開悟の鍵」シリーズにおける「SMCHの略歴」をご参照ください。戻る 注A:「観音法門」は、SMCHの教理の核となるものであり、また、古来、主な宗教の教理の真髄でもある。「観」とは観察、「音」とは内在の音という意味であり、すなわち、我々の本性、真我を指す。この音は、聖書では「Word =言葉」と呼ばれる。釋迦牟尼仏もこの音に言及した事があり、法華経には、さまざまな内在、および外在の音が記載されている。その中で、太鼓の音と鐘の音(法師功徳品第19)、及び「梵音、海潮音は、この世にはない勝れた音である」(普門品第25)とある。ヒンズー教のクリシュナは、この音を「the Sound in the Ether(天空の音)」と呼んでいる。聖人ムハンマドは、ガレヒラ洞窟の中で大天使ガブリエルを見た時、この音(the Sound)も聞いた。老子は、この「道」を「大音希声(この上ない大きな音は、かえってその声が耳に幽かである)」(道徳経第41章)と形容し、それは一般の人には聞こえない「偉大な音」なのである。この音は内在の音を指し、また、「神の言葉」「Shabd」「道(タオ)」「音流」「喃(ナアム)」あるいは「天上の音楽」とも呼ばれている。「内在の音を観る」他に「内在の光を観る」事も「観音法門」における非常に重要な部分をなす。戻る 注B:中国語版SMCH ニュースマガジン21号(1992年刊)12及び8ページを参照。戻る 注C:中国語版SMCH ニュースマガジン43号(1995年刊)34ページを参照。戻る 注D:中国語版SMCHの「即刻開悟の鍵(1)」(1998年刊)249ページを参照。戻る 注E:1992年5月24日の西湖における「金財比丘」に関する講義ビデオ。戻る 注F:1991年8月5日の西湖における「事実の真相」と題した講義ビデオ。戻る 注G:中国語版SMCH ニュースマガジン38号(1994年刊)46ページを参照。戻る 注H:中国語版SMCH14号、15号、16号(1991年刊)フィリピン火山被災地の救援活動記録より。戻る 注I:SMCH ニュースマガジン105号(1999年刊)の25ページトルコ地震の報道を参照。戻る 注J:SMCH ニュースマガジン106号(1999年刊)29ページ及び107号(1999年刊)42ページ921フォルモサ大地震の報道を参照。戻る 注K:SMCH ニュースマガジン117号(2000年刊)35ページ SMCH I.A.による、苗栗県西湖郡への消防車寄贈の式典における楊秀瑕郡長のスピーチ要約を参照。戻る |
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