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風雨の中の被災者への愛と関心
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9月16日、台風16号がフォルモサの北部に上陸し、多くの地区で200年振りの大雨が降った。首都の台北市と周辺都市は甚大な被害を受けた。主要幹線道路は続いた大雨のためにあっという間に濁流となり、一帯は洪水が起きて多くの民家がひどく浸水し、交通機関もほとんど麻痺状態となった。
9月16日午後、暴風と大雨が続いた事により基隆河の水位が上がり続けたため、基隆市消防署はすぐ修行仲間に連絡を取って救助支援を要請した。修行仲間から成る中華水陸救援チームは迅速に基隆市の五堵地区にある百福団地へ救援活動に向かった。修行仲間は不眠不休で緊急救助を行ない、百人以上の被災者を救出した。救助活動の過程には大きな危険が数多く伴ったが、マスターの愛のパワーの加護のもと、彼らは無事にその任務を果たした。
9月18日、五堵の百福団地では甚大な被害が発生し、地元住民の食糧が尽きる恐れがある事を知ると、台北および基隆センターは、直ちに野菜の卸売業を営む修行仲間に救助支援を要請し、大型トラックで野菜、調味料、米などの食糧を地元の社会局が開設した臨時避難センターへ届けた。また、地元の被災者が使い捨ての食器や割り箸、ミネラルウォーター、米などの物資を至急必要としている事を知ると、再びこれらの救援物資を緊急購入して、二回にわたって届けた。また、もう一つの救援チームは台北市内湖区消防署の成功救援分隊と連絡を取り、すぐに被災者が必要としているタオル、石鹸、練り歯磨き、歯ブラシ、ビスケット、インスタントラーメンおよびミネラルウォーターなどを購入し、2台のトラックで内湖区の消防署へいったん預け、午後6時に東湖小学校の被災者センターへ運んだ。
18日午後3時、報道により、台北県庁がミネラルウォーター、寝袋、懐中電灯、電池などの物資を必要としている事を知った修行仲間は再びミネラルウォーター100箱と寝袋95個を購入して夜9時に県庁所在地の板橋地区へ届けた。また、別にミネラルウォーター60箱、蒲団50枚およびビスケットなどの救援物資を台北市庁へ届けた。その他、ビスケットとミネラルウォーターを基隆市内の碇内避難センターへ届けた。
フォルモサ南部にある雲林と嘉義地区は18日から台風の暴風域に入っていた。嘉義地区の仲間たちは暴風雨の中を被災地に赴いて調査した。北港地区にある北港溪の堤防が決壊したため、付近に住む仲間たちは水の中を歩いて現場へ行き、地元住民と一緒に砂袋を積んだ。幸いな事に間もなく大雨はやみ、水害は発生せずに済んだ。その他、嘉義にある金世界住宅区では堤防が決壊したためにひどい被害を受けた。翌日、水が引いた後には家の中や道路に大量の泥とごみが残されていたので、修行仲間は被災地へ駆けつけて被災した家屋の片付けを手伝った。
修行仲間からの愛に満ちた援助と関心を、風雨に苦しめられた各地の被災者はとても心温かく感じた。しかし、災害が各地で次々と発生し、数え切れないほどの人が一晩のうちに命や財産、住居、そして田畑を失った様子を見て修行仲間たちは深い感慨を覚えた。まさにマスターが「この世は無常であり、ただ修行する事が最も大切な事なのです。外面の金銭や物質的な援助は、みなほんの一時的なものです」と話した通りだった。
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