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子供のうちから道徳的概念を養う
子供たちに良いお手本を示して望みを託し、教え導きましょう。彼らが勇敢で、率直で、正直な子になるように。それはみなさんの義務です。彼らにとってすばらしいお手本を用意するべきです。
子供はあっという間に学びます。そして学校では悪い事をたくさん覚えてきます。なぜかと言うと、教師が常に正しい事を教えるわけではないし、同級生がいつでも良い手本であるとは限らないからです。ここにいる子供たちの幾人かを、私は学校に通わせました。でも通学前の方がずっとかわいくて、良い子で、賢くて、物静かで、それに従順でした。何年か学校へ行ってから変わってしまったのです。以前と違って両親の言う事を聞かなくなりました。時には口答えや、とても乱暴なふるまいさえします。これはとてもショックな事です。
悪化する青少年問題
でも学校に行くのをやめさせる事はできません。もしそんな事をしたら、周りの人々は私が子供たちを学校に行かせないと言い出すでしょうし、そうなると私たちみんながさらに困った状態になります。ただ、子供たちを学校に送り出すと、私たち親は家に残り、子供たちは日がな一日学校で過ごす事になります。家に帰ってからは宿題で忙しく、そうこうするうちに寝る時間になってしまいます。ですから両親と過ごす時間は、同級生と一緒の時間よりも少なくなります。それが最近の子供たちにとっての問題なのです。その上、一人の子が悪い事を覚えると、他の子全員がそれをまねします。本当の勇気と智慧を持っていない限り、まねをしないのはとても難しい事です。もし他の子たちと同じようにしなければ、学校のいじめっ子たちがみんなと同じ事をするようにとおどすでしょうから。さもなければ悪い事をさせようと、こんなふうに言ってその子に恥をかかせるのです。「男らしくないぞ。このいい子ぶりっこが!
お前は何にも知らない! 女の子の事も、薬も煙草も全然だ! 俺たちは何でも知ってるんだ。さあ、やれよ。意気地なし。お前みたいなやつが…」。彼らはその子を「ウサギ(怖がり屋)」とか「鶏(憶病者)」などと呼びます。こうして少年の自尊心は傷つき、そのうちに仲間に入ってしまうのです。
ですから、もともとは子供たちは悪い子ではないのに、学校に行くようになると手に負えなくなり、不良になってゆくのです。そして何をしても未成年という事でうまく逃げおおせます。彼らは投獄されないし、電気椅子で処刑される事もないし、つまりそんなに厳しくは処罰されないのです。そして中にはこの事を知っている子供もいます。新聞を読んで知るのです。そして子供たち同士でこんなふうに情報を広めたりもします。「俺たちは未成年なんだから何でもできるんだ。刑務所にだってそんなに長くは入れられないし、それほど厳しく罰せられる事もない。何をしてもうまく逃げられる。人殺しだってできるんだ!」。最近は子供たちが学校に銃やナイフを持ち込んで教師を震え上がらせています。それなのに、ほとんどの大人が何の対策もとっていないのです。子供たちは集団となり、強くなっています。しかし未成年なので、いつもこのように言い逃れをするのです。
現在、私たちが子供に与えているのは、こういうとんでもない世界なのです。自由がありすぎるのです。最近の子供にはたくさんの時間とお金、それにたくさんの学習補助設備もあります。だから彼らは素早く学び、自由な時間と自由そのものがたっぷりあります。そして、もしみなさんが彼らを叩けば、周りの人々は「あっ、児童虐待だ!」などと言い、ますます困った状況に陥ります。実際、親の中には自分の子供を怖れている人もいます。子供が家に帰って来て親を殴り、お金やいろいろな物を脅し取るからです。こんな状態ですから「虐待されている親の匿名投書」みたいなものまである始末です。いろいろな国でこのような事態が起きています。
スピリチュアルな修行を通して世界の否定的なものとのバランスをとる
懸命に働いてお金を稼ぎ、そのうちにへとへとになり、自分の子供に怯える親もいます。年をとり、子供を育て上げるために気を揉み、心配して病気になってしまいます。それに引き替え子供の方は何もしません。たくさん食べて、バイクに乗り、CDやカセットを聞き、テレビを見ているだけです。そして雑誌のプレイボーイや何やらを読んで様々な悪い事を覚えるのです。そうやって子供たちは強く、悪く、否定的になっていきます。だから彼らは親を怖がらせるのです。それは、親たちが若い頃にはそんな経験はしていないからです。彼らには、現代社会のこういった子供たちを扱う心の準備がないのです。多くの親は無力で、非常に挫折と恐怖を感じています。ですから時には力を合わせ、自分の血を引いている自分自身の子供から身を守らなければならないのです。子供というのは本来、もっと従順で弱く、両親に守られているもののはずです。しかし、両親の方が守られるべき時もあるのです。最近の子供はお金のために自分の親を告訴すらします!
何だって起こり得るのです。
ですから、子供たちが観音法門を勉強して五戒を知り、どのようにふるまうかを学ぶために両親が事前に苗栗に連れて来る、といったような事を考えなければ、後で非常に悔やむ事になります。ほとんどの親が後悔する羽目に陥るでしょう。もし一部の人々が、どうして私があれこれ教えているのかといぶかしがって私に反対するならば、です。私はここで何も悪い事は教えておらず、親や彼らの子供のためになる事だけを説いているのですから。もし彼らが、この法門が子供たちにとっていかに良いかをよくわかっていたら、急いでここに来て子供たちを良い人間にしたはずです。なぜならば、彼らはその後の結果に耐えなければならないからです。つまり、親は悪い子供や悪い教育の結果を蒙る最初の人なのです。もちろん、ここに来たすべての子供が天使のようになるとあえて言おうとは思いません。しかし、少なくとも80%は良くなります。彼らが手の施しようもない子供になる危険を最小限に押さえるのです。少なくとも外の世界の100%否定的な雰囲気に対して、ある種のバランスとコントロール方法を身に付けます。それだけでも意義のある事です!
100%悪で内面に何も良いものがなく、否定的なものを中和したりバランスをとったりできないよりはましです。
大人としてどうであるか、というのは私たちがどんな子供だったかという事です。子供時代に十分学んでいれば、大人になった時は確実に良い人になるでしょう。疑いの余地はありません。ですから私は、なぜ外部の一部の人が私に反対するのか理解できません。彼らがもし将来このようなトラブルを避けたいのなら、私の所に来てすぐに教理を学び、自分の子供たちもここに連れてくるべきなのです。各国の指導者はみなこの種の教えに従うべきです。私に、というのではなくてこの類いの教えに、という意味です。そうすればその教えはあらゆる国々の政府全体に広がり、その国土の隅々にまで行き渡り、国家を強くし、無益な議論や、銃や水素爆弾などあらゆる種類の暴力に頼る事なく世界を平和にします。私には、なぜ人々がそうしないのか理解できません。
グループメディテーションによる教育の強化
彼らは一方で、自分たちの事を道徳的で品行方正であり、自分のしている事はわかっているし、精神的規範を重んじ、「我々は神を信頼する」というふうに内面を尊重している、と言います。ところがそう言いながら、彼らは真実の善がどこに存在しているか認識していないのです。善について論じるだけでは不十分です。私たちは団体のような強制力のある集まりを持つべきです。そして私たちは毎週、あるいは毎日、善が第二の天性になるまで強化するべきです。なぜならば、私たちは子供時代から今に至るまで、ずっと悪い事ばかりを学んできたのですから。そして、もし毎日か少なくとも毎週、それらを取り除かないでいれば、改善する望みは全くありません。
ですから最も良いのは、子供の頃から教える事です。私は、すべての国や政府、指導者にとって最も良い事は、私たちの教理を取り入れて国家的なものにして、幼時から子供を教育し、毎週グループメディテーションに参加して、ビデオを見る事により教理をさらに確かなものにする事だと考えます。一緒に強くなるのです。いいですか?
それこそがみなさんがグループメディテーションに参加すれば進歩できる理由なのです。なぜならば、みんなが静かに座っている時に自分一人が座らないわけにはいきませんから。同様に子供たちもグループのエネルギーによって強化され得るのです。もしあらゆる学校がきちんときまった日や時間にメディテーションをし、戒律を繰り返し唱え、純粋な生活を続ける事のすばらしさを説明すれば、もちろん子供たちはわかるでしょう。
幼時から学ぶ
彼らがそれを幼時から学んでいれば一生忘れないでしょう。心に刻み込むのです。私たちは幼時に学んだ事は何であれ、今でも覚えているし、忘れる事はできません。幼少の頃からのあらゆるできごとが私たちの一生に影響します。それによって多くの精神科医は報酬を得るわけです。と言うのは、人はみな子供時代の環境に影響されて恵まれない境遇に陥ったり、異常をきたしたり、重い病気になったり、怯えたり、元気がなかったり、暗く沈んだ状態になるのですから。多くの精神的な病気が幼時に受けた影響から引き起こされます。とても幸せな家庭で育った子供であれば、違った人に成長するでしょう。しつけの厳しい環境で育った子供は、甘やかされた子供よりずっと有能な人になります。それは事実ですし、昔から誰もが知っている事です。
ですからいいですか、もし私たちの子供が幼い時からこの種の純粋なしつけや論理的で道徳的な行動をトレーニングされれば、彼らは理解します。なぜならば、彼らの魂はその時点ではまだ非常に純粋だからです。100%の子供が良くなるわけではないかもしれません。たぶん100人の内、わずか50人くらいしか良くならないかもしれません。それでも上出来でしょう!
もしかしたら60%か70%の子たちが良くなるかもしれません。30%は悪くなるでしょうが、全くの悪人にはなるはずがありません。彼らは他の60%から70%の子ほど良くはないかもしれませんが、その乱暴な気性がおさまるのです。社会に害をおよぼそうとする内面の衝動が最小限になるわけです。彼らは影響されるのです。それで、この種の教えは極めて有用なのです。と言うのは、各地のセンターの、修行仲間の子供たちは良い子になっているからです。これは彼らが私に話してくれた事です。私は聞いた事をそのまま言っているのです。
ですから私はこの仕事ができてとても幸せです。みなさんのためだけではなく、みなさんの子供やその子供、同様に未来の世代のために。私たちの教えはとても強力で、そのパワーは私が死んだ後何百年にもわたって受け継がれてゆくでしょう。(拍手)
そしてその後、その教えは神の意志とみなさんの子孫に委ねられます。彼らが私たちの系譜を引き継いで行かれるほど強いかどうかにかかわらず、です。そうでなければ誰か他の人が立ち上がって、そこから別の系譜が続くでしょう。それは同じ系統のものですが、違う場所から沸き起こるのです。それだけの事です。ですから私は、すべての国家がここに来て、私たちの教理を国に持ち帰るようになる事を心から望んでいるのです。すべての政府、すべての指導者、そして親たちがこの種の純粋な教えを自分たちの家族や国、組織に取り入れてこの世界を天国にしてゆく事を。
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