観音使者見聞録
音流奇談
2000年のクリスマス前に、私は旅の途中でトルコに短期間滞在していました。その時、トルコの修行仲間と連絡が取れず、印心を待つ修行仲間も突然の用事ができたので、もともとクリスマスに印心を授ける計画が取り消されました。私は隣国の修行仲間からの招きに応じて、彼らのクリスマス・リトリートに参加するつもりでしたが、ビザが下りなかったために行けませんでした。結局、私は一人トルコでクリスマスイブの夜を過ごすことになりました。トルコに知り合いは一人もなく土地勘もなかったため、私はイスタンブールにある有名な青色のイスラム教寺院の裏側へ行って、気ままに安くて小さな旅館を探して宿泊していました。
クリスマス当日、ふと電子メールを見たいという気持ちが湧いてきました。本部からのクリスマスカードなどお祝いのメッセージがあるかどうかを知りたいためでした。実は昨日も見たのですが、異国での孤独な旅人にとってインターネットが唯一の故郷とのつながりですから。休日だったので街はひっそりとしていて、平日よく行ったいくつかのインターネットカフェも店を閉めていました。遠くへ歩いていくとようやく開いている店を見つけました。まだ時間が早かったので、その店は開けたばかりのようでした。おそらく私が一番目の客だったのでしょう。店はとても静かで若い主人がちょうど掃除をしていました。私が窓の側で腰掛けていると親切な主人がすぐやってきて、空気を入れ替えようと窓を開けてくれました。私は気にとめずにインターネットにアクセスしようとしていると、店の主人が窓の側で数秒間ぼんやり立っていたのに気づきました。突然彼は振り返って私にうっとりとしかし困惑した目つきで、「あなたには音が聞こえますか」と聞いてから、同時にその音の特徴を説明してくれました。今度は私がびっくりしました。その音は内在の音流だったのです。 その時私の耳の周りでも響き渡っていました。どのようにして彼は聞くことができたのでしょうか。
全身が震撼していた私は、以前このような音を聞いたことがありますか、 と彼に聞きました。彼は首を横に振りました。そこで私たちは妙なる音流に関する話をしました。彼も私に、数年前にある東洋人の女性が真の愛を認識する道へ彼を導くという夢を見たことがある、と言いました。私はすぐに私たちのウェブサイトを彼に紹介しました。それを聞いた若い店主がすばやく自分のコンピューターに私たちのウェブサイトのアドレス(Godsdirectcontact.org) を入力して、「お気に入り」 に追加しました。また「私の最高の愛」 という欄にあるマスターの写真が画面に表示された時、彼はまたびっくりしていました。かつて出会ったことがあると思ったのでしょうか。彼が夢のことを回想していた時、私はさっそくこの好機を捕えて彼の電子メールアドレスを聞きながら、彼のために私たちの「ニュースマガジン」 を注文しました。そして彼はまた南アフリカに行くかもしれないと言いました。
その時他の客が続々と来たので、彼も忙しくなりました。そして私はようやく電子メールを見ましたが、結局メッセージはありませんでした。さっきあれほど急いでインターネットへアクセスしたことを思い出し、思わず笑ってしまいました。ふとマスターの教えてくれた言葉が頭に浮かんできました。「私たちが神にとても近づいている時、側にいる人も私たちというこの道具を通して突然良い体験を得ることがある」と。 マスターは本当に素晴らしいです。この生涯忘れられないクリスマス・プレゼントを見知らぬ異郷にいた私に贈り、そしてこのインターネットカフェの主人によってそのプレゼントの包装を解いてくださいました。これが私たちのロマンチックなマスターです。彼女は常に遠回りの道を通して、永遠に約束を守り、いつも私たちの側にいて守護してくれているのです。
数日後、私はあの店に通りかかったので店の主人にサンプル本を贈ろうと思いましたが、戸と窓がしっかり閉まって看板もみな取り去られていました。すると隣のカーペット屋の主人が声を上げて「閉店だよ」と私に言いました。すでに南アフリカへ移ったのでしょうか。 こんなに早く。この数日間に起こった事、つまり突然ビザが下りなかったり突然電子メールを見たくなったり、青色のイスラム教寺院の近くを選んで宿泊していたなどということを総合的に考えると、みな原因がないわけではありませんでした。サンプル本を手にしていた私は心がすっと開いて明るくなりました。聡明なマスターはすでにこのインターネットという真理を広げるルートを開き、それによって観音法門はさらに完全なものとなったのです。
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