テーマ報道

大収穫だったフロリダでの、
クリスマス国際4日間リトリート
「祝日が来るとますます親を思う」の言葉通り、クリスマスが近づくにつれ、世界中の修行仲間のマスターを思う気持ちも日増しに強くなっていきました。それで、フロリダセンターでマスターと共にクリスマスを過ごせるニュースを知った修行仲間と子どもたちはみんなとても喜びました。
クリスマス休暇の前夜に、アメリカのリゾート地であるフロリダ州行きのチケットを取るのは至難の業でしたが、障害がどんなに大きく、道がどんなに遠くても、修行仲間のマスターに会いたい気持ちを阻むことはできませんでした。アメリカやカナダに住む修行仲間は車で行った人も少なくなく、数百人のフォルモサ(台湾)の修行仲間はニューヨークまで、飛行機で行き、そこから24時間の長距離バスに乗り継いで行きました。そして、チケットが取れない他のフォルモサ修行仲間は、なんとヨーロッパを経由して、地球の半分を回り、何度も飛行機を乗り換えてようやくたどり着いた人もいました。
修行仲間たちの真心と粘り強い精神に心を打たれたマスターは、スケジュールを変更し、リトリートが終了してもなおセンターに残って、もっと修行仲間たちと過ごせるよう時間を作りました。従って、多くの修行仲間にとって今回は「大収穫」の国際4日間リトリートであり、同時に霊性が上昇し続けました。
今回のリトリートはちょうどクリスマスの休日と重なったため、子どもの修行仲間も、親と一緒に参加できる特別許可がマスターから下りました。小さな修行仲間たちは毎日1時間のメディテーションを行い、その他の時間は自由に行動しました。また、慈愛に満ちたマスターはこれら天真爛漫な小さな菩薩たちに心を配り、彼らを特別に呼び集めて会っただけでなく、マスター自身の家に招き、飼っている動物たちと遊ばせました。
喜びに満ちたリトリート初日
21日の午後から、国際禅の前の準備作業が積極的に進められました。それぞれの作業メンバーは協力しながら巧みに仕事を分担し、フロリダセンターを一変させ、歓喜あふれるメディテーション会場にしました。会場全体にお祝いのムードが漂い、樹木までもが歓びの雰囲気に浸っているようでした。
12月23日の早朝、世界各地から集まった修行仲間は、霧がかった湖のそばを通り抜け、秩序よくメディテーション会場に入りました。修行仲間のマスターに会いたいという願いは、リトリートの初日からもう実現しました。マスターがいらっしゃったその時は、まるで優しい母が夜中に熟睡する子どもたちを見回るようで、大変温かく感じられました。またマスターがみんなに先立ち5句を唱えた時、その優しくてきれいな声は会場全体に響き渡りました。
その日の朝は雲一つなかったものの、午後になると小雨が降り始めました。しかしながら、マスターの出現は私たちに天気のことなど忘れさせてくれました。オレンジ色のスーツを着たマスターは、非常にエネルギッシュに見えました。一方、夜になると会場の気温は急激に下がるため、マスターはテントの中で寝る修行仲間が風邪を引くのではないかと心配しました。将来、みんなに快適な広い空間の中でメディテーションができるよう、海に近くて、比較的暖かい場所が見つかればとマスターは望んでいるのです。
マスターの話によると、実は今回、各地の連絡人だけが参加する予定だったそうです。日頃からみんなに奉仕しているため、マスターはこの機会に招待しようと考えていました。けれども、その情報がもれてしまい、たくさんの修行仲間もマスターに会いたがっていたため、公に開放したのです。しかし、リトリートの期間中、連絡人とその配偶者は依然としてマスターの特別来賓であるため、マスターのそばでメディテーションするよう招かれただけでなく、その日の夜も、マスターからディナーに誘われました。
マスターは講義の中で、動物とのふれあいについて話しました。生き生きとした内容と、マスターの豊富な描写は、私たちに動物の聡明さを深く印象づけました。同時に、万物は平等であり、生き物にはみな仏性があることを体得しました。マスターの動物に対する愛情は、ニューヨークで起きた911災害事件の中で、捜索犬について話した時に、余す所なく表されました。「犬は足を保護するカバーもつけずに任務を遂行し、全身装備を施した救助隊員と共にガラス破片だらけの、有害物質が含まれている可能性のある瓦礫の上を走り回る姿を見ると、とても心が痛みました」とマスターはおっしゃいました。捜索犬は自分の任務を果たし、主人を喜ばすため、自分の命を捧げているのに対し、彼らを手荒く扱う人たちも少なくありません。マスターの言葉は実に深く反省させられるものがありました。
次に映画の話題になると、マスターは教育性に富んでいて良いものでも、悲しいものよりは、やはり楽しい映画の方が好きだと話しました。またニュースマガジンに掲載している映画のリストは、マスターが見て比較的みんなに適する映画を参考として提供しているだけで、必ず全部見るようにとアドバイスしているわけではありませんと話しました。
人と天のクリスマス祝賀会
12月24日、午後のメディテーションの時、マスターは淡い緑色のカジュアルな格好で、腕に一羽のピンク色をしたオウムを乗せて登場しました。マスターはゆっくりと会場を回りながら、みんなにオウムを紹介し、そしてオウムに人々を紹介し、人間の善良な一面を理解させました。マスターに出会うまでにひどい境遇にあったこのオウムは、今はマスターと一緒にいると、とても満足して幸せそうでした。オウムは好きな人に会うと「アイラブユー」、あるいは「きれいな鳥」と叫びます。怖いと感じた時は、人見知りする子どものようにマスターの腕の中に隠れるのです。
リトリートの期間中、修行仲間は何度もマスターが言い表せないような優しさで動物に接するのを見ました。マスターの完全な愛が自然と表れた時、修行仲間たちの内にある優しさと純粋な品性が呼び覚まされました。
その日の晩、みんなは湖のそばにある美しい草原で、ゆったりと豪勢なクリスマス・ディナーを楽しみました。クリスマス祝賀会はその後に行われ、みんなは会場に集まり、舞台の前方には互いに交換し合うプレゼントが高く積み上げられていました。みんなが歓迎する中、マスターは特別来賓の色鮮やかな鳥たちと犬を連れて登場し、その場を賑わせました。仏陀、菩薩、人、天人、鳥(オウムが代表)、動物(犬が代表)と、本当にすべてそろいました。またマスターは特別に水中の生物を名指し、代表として湖の中のワニでいいでしょうとユーモアたっぷりに話しました。まさに福徳に満ち、愛がいっぱいの人と天の祝賀会でした。
マスターが入場した後、それぞれの美しいオウムを紹介しながら、会場を一周しました。次に二人のスタッフが、2匹の巨大な犬を連れて会場を回ったものの、犬に引っ張られながら走る姿に、全員は笑い転げていました。その夜のプログラムの中で、最もユニークでクライマックスな場面はこれだけではありませんでしたが、舞台の下にいる子どもたちはすでに大興奮していました。
当日のプログラムはバラエティーにあふれ、出演者のみんなは力を出し切った演出でした。動物たちもまた修行仲間たちの演技が気に入ったらしく、鳥たちはしばしば喝采をするかのように鳴きました。マスターの笑顔と愛深いまなざしは、出演者たちに自信と霊感を与えました。その中でも高揚させたプログラムは、青少年修行仲間のグループの、修行の道を象徴した音楽とダンスでした。彼らの天国のような歌声とハーモニーは、まるで一人で歌っているようでした。祝賀会の間、マスターはどのプログラムの出演者にも褒め称える眼差しを送り、終了する間際に、すべての出演者を祝い、またその日の司会者にも熱烈な拍手を送るようみんなに求めました。彼らの自然でプロフェッショナルな司会は、実にすばらしいものでした。
動物との心の交流
12月25日は暗くて寒い天気でした。2日の洗礼を受けたメディテーションも佳境に入りました。メディテーションの際、会場は静まり返り、修行仲間たちは深く禅の喜びに浸っていたため、昼食時間を知らせる音楽が流れても、なおメディテーションを続ける修行仲間も少なくありませんでした。昼食の時、マスターは修行仲間を見に食事会場にやってきたため、みんなはとても温かい気持ちになりました。午後のメディテーションが始まり、マスターは簡素なスカートをはいて、とらわれない服装で登場しました。最初にマスターはいくつかの笑い話をして、次に動物と交流できる修行仲間を集め、彼らの体験をみんなと分かち合いました。
そんな中、あるドイツに住む中国系のシスターの話では、彼女は小さい頃から動物と心霊上の交流ができるそうです。自分の祖国の人(広東人)が犬の肉を食べる習慣について、時々犬たちに謝りながら、「私の祖国の人はそうするけど、私は絶対にしませんよ」と話かけるそうです。ある犬は、彼女がマスターについて修行し、菜食主義者であると聞いた時、なんと走ってきて彼女にキスをしたそうです。この他、スキューバーダイビングの時に、魚たちとの交流体験も私たちに話しました。ある時彼女が水中で仏陀の名を唱えたら、大きな一群れの魚が彼女に近づいてきたため、彼女はマスターのことを紹介し、彼らに来世は必ず人になって修行するように言ったそうです。魚たちもその意味がわかったらしく、まるで「はい」と答えているようだったそうです。丁寧な言葉で話すシスターは、動物たちとの交流体験をたくさんみんなに話し「生き物にはみな仏性がある」ことに最も有力な証明を提供しました。
一方、動物たちとのコミュニケーションは非常に疲れやすいものだと話しました。なぜならば犬と話す時、自分もほぼ犬と同じでなければ交流ができないからなのです。従って彼女は、マスターが私たちのような世俗の人の感情を理解し、またコミュニケーションをする時、どれだけ大変なのかを知っています。このシスターの動物に対する感受性は相当鋭いため、マスターが動物に優しく接する態度を見て、彼女は心から深く感動し、自分にもマスターのような品性があればと願いました。
夕方、マスターは体育館の中にオゥラック(ベトナム)の修行仲間を集めました。その後にフォルモサ修行仲間、それからすべての中国系の修行仲間も招かれました。マスターはフォルモサの修行仲間に、彼らを誇りに思い、彼らを愛しているだけでなく、フォルモサ修行仲間の無我を奉仕する作業態度を賞賛しました。一方フォルモサ修行仲間の誠心とマスターを慕う気持ちも十分に表れ、師と弟子の再会は、非常に感動的なシーンとなりました。
みんなの渇望を満たすため、マスターは26日の早朝メディテーションにまた、アジア及び西洋各国の仲間をそれぞれ集め、修行上の問題に答えました。マスターはまた韓国修行仲間に、常に微笑むよう、自信を持ってあまり厳格過ぎないようにとアドバイスし、それから彼らに「韓国のみなさん、あなたたちはすばらしいです。本当です。あなたたちは私が最も好きな人々で、もし私がすばらしいと言えば、あなたたちは本当にすばらしいのです」と言いました。
メディテーションの最終日にうれしいメッセージが届く
メディテーションが終わる予定の26日に、マスターはみんなに重大なメッセージを発表しました。マスターは永遠にこの世にいてメディテーションを続け、広めに行くのではなく、メディテーションを通じてこの世界を加持していく考えがあるそうです。マスターのメッセージはみんなを大変興奮させました。同時にマスターは昔の悲願を少し語りました。マスターは、多くの人にとって、一人のマスターを見つけ出し、悟りを開くことが実に難しいことであるのを知っていたため、悟りの法門を世の人々にもたらそうと誓いを立てた、と語りました。
その後の数日間、マスターは引き続きセンターに残りました。時々メディテーション会場や食事会場である樹林の方に足を運び、親切にみんなに話しかけては、何度も手や頭にふれて、その場にいる修行仲間を加持しました。29日になっても、なお数百人の修行仲間がセンターに残っていました。マスターはなんと修行仲間をグループに分けて、自分の住居に招きました。
マスターの聖なる愛と加持は一人ひとりの顔に美しい光をもたらし、マスターと共にいる一分一秒は無限の喜びに満ちていました。今回マスターと共に過ごせた楽しいひと時は、間違いなく参加者それぞれの一生の中に、すばらしい1ページを残したことでしょう。
師と弟子
アイ ラブ ユー!
アメリカ・ボストン ホアン・アン(オゥラック語)
2001年12月、フロリダセンターでのクリスマス祝賀会へ行く前に、私はカリフォニアの女性の修行仲間に、彼女も参加するかどうか尋ねました。彼女は、クリスマスシーズンはチケット代がとても高いので行かれないと言いました。そして、フロリダへ行くなら、マスターへ「アイ ラブ ユー」のメッセージを伝えてほしいと、私に頼みました。しかし、私はマスターと直接会う機会がなければ伝えられないと答えました。それに、大勢の修行仲間の前でそのようなことを言うのは恥ずかしいと感じていたのです。それでも、彼女は「とにかく、マスターに『アイ ラブ ユー』と伝えてね」と、繰り返しました。
12月23日、最初のセッションの後、マスターはみなを加持するために、そして、長い間マスターに会いたがっていた弟子たちがマスターを近くで見ることができるように、ステージから下りて周囲を歩きたいと考えていたのです。ステージから下りる前に、マスターは私たちに投げキッスをして、「アイ ラブ ユー」と言いました。その時、私はカリフォニアのシスターのメッセージを思い出し、両手を合わせて、「マスター、カリフォニアのシスターが、私に『アイ ラブ ユー』のメッセージをマスターに伝えるよう頼んだので、今、このメッセージを慎んで送ります」と、心の中で言いました。
その後、マスターはステージの右側に座っている修行仲間たちの所へ行き、加持しました。その時、私は遠く離れた左側の一番後ろの列に座っていました。けれども、マスターは素早く向きを変えて、私の列の方へ歩いてきました。私は手を出してマスターの手に触れることしか考えていませんでした。ところが、驚いたことに、マスターは私のそばを歩きながら、「アイ ラブ ユー」と言って、私にティシュを下さったのです。私はティシュを握りしめ、あふれる涙をふきました。
その後、夕食の時、その日の食事係が私たちのために心を込めて作った、オゥラックの伝統的な菜食ヌードルを取っていると、突然、護法が私にテーブルを背に立つように言いました。振り向くと、ちょうどマスターが私のそばまで来ているのが見えたので、私は素早く「アイ ラブ ユー」と言いました。すると、マスターも「私も愛していますよ」と答えてくださいました。
言うまでもなく、その日のヌードルは最高においしくて、まるで天国の味でした。
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