在世の明師による本物の教理を翻訳することは、千回の生涯でも遭遇するのが困難であるということから、黄金の機会と言えます。現代の巡礼の途上、私たちは高揚した精神で前進しているいろいろな国の多くの玄奘(聖地巡礼者、仏典翻訳者、六〇〇〜六六四)を見ることが出来ます。今日の通信手段の進歩のお陰で、現代の玄奘の道程は非常に短縮されました。彼らは屋外に出る必要もなく、世界中の翻訳グループとオンラインで結ばれています。ほんのここ数年で、マスターの教理は多くの言語に翻訳され、世界中に浸透していっています。
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「一」からの出発
1992年に韓国の釜山センターは、ちょうど開設されたところでした。同修たちにとってマスターの教理を学ぶ人にとって、共修でビデオテープを見るときに聞く通訳と同様に、韓国語で書かれたサンプル本が唯一の窓口でした。韓国の同修がマスターの教理を理解できる範囲も限られていました。マスターの経書を翻訳することの重要性を痛感した同修たちは、『即座に悟りを開く鍵』のシリーズの翻訳を始めることを決めました。
翻訳と出版の仕事に集中するために、同修数人はそれを専任の仕事とすることに決めました。マスターのご加護に感謝して、ある熱狂的な同修は、出版事務所として使うようアパートを提供しました。他の同修がコンピューターを数台持って来たので、マスターの本や雑誌を出版する仕事は、非常な困難にも係わらず急速に進みました。
女性の同修の何人かは、住み込みのスタッフとして出版事務所に勤務し、コンピューターによる編集やタイプや翻訳や校正などの仕事に従事しました。若い熱心な同修の多くもまた翻訳の仕事を手伝いました。彼らはほんの数台のコンピューターしか持っていませんでしたが、ほんの短期間のうちに本や雑誌のシリーズを韓国語で出版することに成功し、そしてそれらは国中に配布されました。
効率の良い仕事のスケジュール
同修たちがマスターに指導された高速翻訳法に切り換えてからは、各号とも初期の段階でより早く発行されるようになっています。
西湖道場から英語の原稿を受け取ると、翻訳グループはまずそれを韓国語に訳してカセットテープに吹き込みます。他のグループは録音されたテープから文章に書き留める仕事を受け持っていて、それは訂正のために通訳に戻されます。照合された原稿はコンピューターに打ち込まれ、最終的に英語の原文により校正されます。
このようにしてそれぞれの出版物は、二、三日で翻訳され、直ちに印刷会社に送られ、速やかに国中の各センターに配られます。
ますます多くの雑誌や本が出版されるに連れて韓国同修は、より一層自主独立の精神を発揮しました。出版の仕事の資金を調達する問題を解決するため、国中に「出版支援グループ」を結成しました。
世界的規模でマスターの真理を広める活動を支援するために、韓国の同修はまた、ビデオテープの翻訳についての仕事も行っています。テープからテープへと、英語によるマスターの講演を訳し、ダビングし、ビデオによって校正し、字幕として入れてもらうためにフォルモサに送ります。
将来韓国のセンターでは、ビデオテープに関してダビングやコピーの仕事をすべて自分たちで行う計画を立てています。
仕事をしながら入定さえ出来る
釜山の出版事務所に住む女性同修たちは、全体的に仕事には初心者でした。けれどもマスターのニュースマガジンを翻訳する機会を通じて、自分自身でも知らなかった多くの隠れた才能を発見しました。専門家と同じ位の高い技術水準に到達しました。例えばタイプを受け持つ同修は、録音された訳を聞き取りながら、タイプを打つことが出来ます。よく彼女はタイプをしながら深い入定の状態に入ります。そして彼女のスピードは指がほとんど見えない位速いのです。韓国語で出版されたマスターの本や雑誌のほとんどすべては、彼女によってタイプされたものです。食事をする時と睡眠を取る時と座禅をする時以外、時間はすべてタイプに費やされます。
コンピューターで編集する仕事を受け持っている同修は、印心する前は身体が非常に弱く、視力も弱かったのです。印心後、マスターの仕事を継続的に行うようになり、今ではより健康的になり、視力も回復しました。現在数日寝ないで仕事を行った後でさえ、ほとんど疲れを感じない位になりました。
校正の仕事を行っているもう一人の同修も、仕事中によく瞑想状態に入ります。翻訳の仕事をしている間中、至福に満ちています。目を開いているときでさえ、入定の振動を感じることが出来ます。毎日どの瞬間でも、マスターの究極の愛によって祝福されています。これらの女性同修は、重労働にもかかわらず疲れを知りません。仕事のときはいつも瞑想状態にあります。仕事に集中すればするほどより一層深い瞑想状態を体験するのです。
マスターの祝福と多くの同修の無言の貢献により、韓国の同修は、マスターの教理を国中に広めることが、韓国を地上の天国に変えるための近道になるのだという確信を深めています。
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