良書の紹介
「死後の世界」
アメリカ・テキサス Carolyn Adamson同修 (原文は英語)

   Raymond A. Moody,Jr.M.D.著
   Bantam & Mockingbird Books出版 1975年 アメリカ・ジョージア

1975年に初版が出版された「死後の世界」は、5年の歳月をかけ150の事例を集めて編集されています。その内容は、「臨床の死」を体験したすべての人が、彼らのその臨死体験を詳細に筆者に語っているものです。その経験は、幽体離脱の感覚や、穏やかでや調和的な感覚と結びつくなど多くの点で似ています。ほとんどの内容が、他の世界に彼らを連れて行くのを援助するある「人」のことを語っています。

まとめられた典型的な経験は、次のように述べられています。瀕死の人がそのすさまじい肉体的苦痛がある点に達すると、医者が彼の死を宣告しているのが聞こえます。彼には不快な騒音やベルやブザーの鳴る音などが聞こえ始め、同時に彼自身非常に速いスピードで長く暗いトンネルを通っているように感じます。そして突然、彼は自分が自分の体の外にいるのに気がつきます。

すでに死んでいる親戚や友人の魂が彼に会いに来て、そして愛情に満ちた暖かい光の存在が彼の前に現われます。この存在が言葉という手段を取らずに、彼に自分の一生を評価するように問いかけると、彼の一生のおもな出来事がパノラマのように見えてきます。その後、越えることのできない障壁が近づいて来るのが見え、彼は地球に帰らなければならないと悟ります。彼の死のときは、まだやって来ていないのです。

喜び、愛、平和の感覚で有頂天なときなので、彼は抵抗しますが、無理に引き戻されます。後に、彼が家族や友人にこの出来事を話すとき、彼の身に起こったことを説明するのに適当な人間の言葉がないということに気づきます。人がばかにするので、彼はそのことを話すのをやめてしまいますが、この経験は彼の人生に、特に死に対する考え方と生命に対する関わり方に非常に大きな影響を与えます。

「死後の世界」