特別報道
銀色の月光の下で
アメリカ・ロサンゼルスニュースグループ

真・善・美の振動力を浴びて

近のロサンゼルスセンターの共修会に、マスターが白いノースリーブのブラウスに、黒地に白の水玉模様のロングスカートといういでたちで現れました。非常に美しく見え、同修全員の眼が輝きました。マスターはある意味では「ホームレス」なので、旅行中はたくさんの洋服や宝石は持っていません。そしてときどき、バーゲン品を買います。それも特により安い、子どもサイズのものをです。しかし、たとえマスターの着ているものが何であろうと、彼女は驚くほど美しく、そしてつねに真・善・美(真理・高徳・完美)を表しています。これは、本当に彼女の言っていることを反映しています。「真に人々を引きつけるものは、その体でも衣服でもなく、その人が放つ振動力なのです」。疑うまでもなく、私たちはマスターの愛と光の磁場を浴びて、そして無上の喜びに満たされるのです。

ある同修が、彼女の妹は非常にマスターのことが好きなのですが、喫煙とギャンブルの習慣のため、まだマスターに従って修行していないと言いました。しかし、彼女もまた、いつもマスターが自分の面倒をみてくれていると感じていました。彼女はマスターの顔写真のペンダントをどこでも、カジノでさえ身につけていました。さらに彼女は、マスターにどの数で賭けたらいいかとさえ聞きました。(同修はこれを聞いて非常に驚きました)

以前、カジノでそばに座ったベトナムの女性が彼女に、「どうして、そんなにラッキーなの?」と尋ねました。

彼女は、「私にはマスターがいるからよ」と答え、その女性にマスターの写真を見せました。それでその女性もマスターのことを認識しました。今、マスターはカジノでも有名です。

マスターは冗談に、「まあなんてこと。そこでは私のことを誰も知らないから、出かけて行って楽しもうと思ってた場所なのに。少なくとも、弟子たちは決して行かないだろうから、遊びに行こうと思っていたのに、もうだめだわ」。みんなが突然笑いだしました。マスターは続けて、その人は、ただ集中することを実行しているだけですと言いました。人々がギャンブルをするとき、彼らはそのゲームに全精神と努力を注ぎます。そしてもし負けたら、たくさんの苦痛を感じます。ですから、彼らは真剣に集中するのです。もし彼らがそれを霊的修行に変えたなら、彼らはすべてを得るでしょう。というのは、彼らにはすでにその集中という第一段があるからです。

彼女に縁のある衆生を救うため、マスターはカジノは言うまでもなく、地獄にさえ行きます。そして、彼女は自分自身の名声など少しも考慮せず、あらゆる「八万四千の方法」を使います。彼女は、これらすべてのことをして、その光であらゆる場所を、暗い隅までも輝かせるのです。

詩歌の夕べ

次の夜、マスターは再びいらっしゃいました。非常にカジュアルな服を着ていましたが、非常に美しく上品に見えました。彼女は、そこにいる誰にでも質問を求めました。劇場に勤めているある同修が、同僚の多くがいろいろな経験を得たり、挫折から免れるために、麻薬や他のたくさんのことをしていると言いました。その結果、彼女はしばしば非常に孤独を感じました。マスターは、彼女はそこで光となることになっていたのであり、光線が暗やみを貫いて輝くために、神がそこに彼女を遣わしたのであり、彼女がその芸術家たちをより良く、そしてより高尚な仕事をさせるよう導くべきであると言って、彼女を勇気づけました。この同修は、マスターの言葉に深く感動し涙を流しました。

そのすぐあと、マスターは同修に対して、自分自身の家族を尊敬を持ってきちんと扱うようにと喚起しました。というのは、どんなふうに世間が私たちを扱ったとしても、私たちが出くわすことがどんなに困難であっても、家に帰れば、私たちには孤独から私たちを守ってくれる家族の愛と保護があるからです。家族とは私たちの生命の支えなのです。ですから、私たちは彼らを愛し、感謝すべきなのです。そして、いつもお互いに助け合うべきなのです。

質疑応答のあと、マスターは加持物を配りながら同修のまわりを歩きました。こうして、みなの切望の心が満たされたのです。最後に、彼女は休憩をとりに出ようとドアのところまで来ましたが、誰もドアを開けませんでした。誰もがほんやりしていると、新しく印心を受けた有名な歌手が数人の人といっしょに、突然飛び込んできました。彼らは遅れてしまい、センターに向かう途中、マスターに会いたいので、「どうかマスターが自分たちのことを待っていてくれるように」と、祈り続けました。明らかにこの最後の瞬間、神は彼らの誠実な望みを叶えたのです。マスターが自分の席に戻ったので、みなとても喜びました。

その歌手の妻が、マスターに贈り物を捧げました。彼女はすぐにそれを開けました。それは彼の最新作のCDでした。すぐあと、フルート奏者のNgoc Noi氏は、友人のPhi Laon氏と共に、マスターの詩をいくつか吟唱したいとマスターに申し出ました。その吟唱は非常に旋律的ですばらしいものでした。マスターは眼を閉じ、じっくりと聞き入っていました。彼らの演奏のあと、マスターは彼らそれぞれに加持物の果物とキャンディーをくださいました。旋律的ですばらしい詩的な雰囲気の中、共修はこの忘れがたい夜とともに終了しました。

満月の夜

その週末、再びマスターに会えるのを期待しながら、朝早くから数千の人々がセンターにやって来ました。そのお祭りのような雰囲気は全センターに充満し、誰の顔も笑顔で輝いていました。いつもマスターがいらっしゃる間、たくさんの人々がセンターに集まります。最も特別なことは、誰もが言い表わせないほどに満たされた磁場と、全体に霊性の高揚した雰囲気を享受することです。まさに地球上の天国のようです。

夜になって、みながマスターの到着の瞬間を嬉しそうに興奮して待ちながら、瞑想ホールと食堂の間にある空き地に集まりました。群衆から万雷の拍手があがると、ついに期待した瞬間がやってきました。

慈悲深いマスターは、遠くから来た同修を彼女のそばに座らせました。彼らの数人との会話のあと、マスターはカナダからの同修に快く経済支援を申し出ました。さらに、多くの弟子の質問に、マスター特有のユーモアのあるやり方で答え、みなの笑いを誘いました。マスターが世俗的な言葉を使い、私たちはなぜ人間として生まれてきたのかというような観念的な概念を説明すると、誰もが息もつかずにマスターの知恵の言葉を聞いていました。会場全体が非常に静かで、一本の針の落ちる音でさえ聞こえるようでした。

マスターは、私たちは実際、全宇宙におけるさまざまな意識レベルの衆生とひとつであり、気づくか気づかざるかにかかわらず、あらゆる意識レベルの中に存在していると言いました。言い換えれば、私たちは同時にすべてであるということです。私たちは仏陀であり、悪魔であり、天使であり、人間などなのです。今、私たちが人間の体でこの物質的な世界にいるのは、私たちがこの意識レベルに来るのを選んだからです。したがって、私たちはほかのすべてのチャンネルを売り払うことで、人間としての役割を果たせるのです。こうして、私たちは時間と空間を作るのです。しかし、それが過去を思いだし、将来を見るという私たちの能力を妨げています。ただ観音法門を勤勉に修行することだけが、人に、永遠に存在する同一体を再発見させるのです。

この特別な夜、その会はアマチュア公演へと続きました。誰もが、とても上手な演目や、少々準備不足の演目などすべてを楽しみました。公演のあと、再三のリクエストに断りきれず、マスターはついにベトナムの流行歌を歌い始めました。彼女が自分の席から電子キーボードのところへ移動すると、みなも彼女のまわりに移動して歌いました。その歌声はこの完璧で素晴らしい夜中続き、まるで終わりがないかのようでした。月はやさしくその穏やかな光を放ち、この至福の出来事にロマンチックな雰囲気を添えていました。

マスターと一緒のこの貴重な集会も、彼女がみなと伝統的なベトナムの別れの歌を歌って終わりとなりました。マスターが去ろうとすると、群衆が彼女に続きました。マスターと共にいたいという彼らの望みには、決して終わりがありません。

次の日、最後の瞑想のあとすぐに、みなが瞑想ホールの中に集まりました。マスターは真夜中の二、三時間前にやって来ました。というのは、一晩中とどまっているたくさんの同修の切望に抵抗できなかったからです。門のところで彼女を歓迎して並んでいる人々の間を歩きながら、マスターは寛大に愛と思いやりのしぐさで暖かく応対し、彼らは喜んで彼女についてホールに入りました。

マスターがみなに挨拶を始めると、近くに座っていたある女性がマスターと二、三言葉を交わしたあとに突然泣き出しました。私たちが次に見たものは、その同修に降り注ぐ加持物のキャンディーのシャワーでした。そして同様にたくさんの加持物の果物が彼女に手渡されました。彼女は喜びの涙で笑いました。

霊的な師ではあるけれども、マスターは多くの状況において、慈悲深く喜んで弟子の世俗的な質問に答えています。かつて、ある人がアパートの下に住む人との間に深刻な問題が生じたとき、マスターは根気よくさまざまな解決法を示しました。彼女の個人的な経験が、彼に隣人の気持ちをわからせたのです。また、彼にその状況に最も適した注意深さや態度をもつという貴重な教訓も与えました。

再びマスターの愛で、遠くから来た大勢の同修が、マスターの暖かい思いやりと祝福を十分に受けられるように、彼女の近くに座ることができました。マスターの滞在の延長を心から願ったのですが、時間の制約があり、それはできませんでした。みなが満足するように、通路を歩き、彼女の愛をすべてに与えながら、各自の質問に答えました。誠実で熱心な修行者にとって、なんと貴重な機会なのでしょう!この貴重な夕べは、まだ大勢の人がマスターのより多くの愛を切望している中で終わりを告げました。

銀色の月光の下で