特別報道
西方の鷹と東方の龍の出会い
アメリカ・カリフォルニア サンノゼセンター報道(原文は英語)

世界展望会議の特別報道

話はこうして始まった…

1993年、同修たちはマスターと共にカリフォルニア州のラグーナビーチで起きた火災の救援活動を行っていました。マスターは宗教、宗派を超えて開催された、被災者のためのある祈祷式で講演するよう依頼されました。仏教、ヒンズー教、キリスト教やその他の宗教に混じって、「サクァミッシュ」(ワシントン州の有名なシアトル酋長の部族)から来た、アメリカ原住民の長老トーマス・ワン・ウルフが、アメリカ原住民の文化を代表して出席していました。そのとき、トーマス・ワン・ウルフは、マスターにメッセージを伝えたいと言いました。それは、「長老たちは、私があなたを敬意をもって歓迎するよことを望んでおります。あなたは偉大な方です」と言いました。式典の後、トーマス・ワン・ウルフ夫妻はマスターと小人数の人々を家に招き、夕食会を開催しました。その日の集いの雰囲気は、とても歓迎的かつ穏やかで、みなあたかも長年の友人であるかのように話に花が咲きました。

1993年11月 カリフォルニア州ラグーナビーチにあるトーマスの家で行われた晩餐会 トーマス・ワン・ウルフとマスターの談話録

ーマス・ワン・ウルフ:たぶん、今日私はあなたとあなたとともに同じ道を歩んでいるみなさんとアメリカ・インディアン、特に我々の部族の者が受けた最もすばらしい贈り物を分かち合うことができるでしょう。たぶん我々は現代における天の意志を伝達する使者というだけではなく、我々の人数が非常にわずかなので、全力でこれらの最も深遠な霊的意識と、まさに最も深い意義を持つこれらのメッセージを人類に伝えなければならないのです。つまり我々の「祖先」、またはみなさんの言うところの「神」に導かれて生活している世間の人々にです。我々は通常簡単な方法でこれらのメッセージを伝えております。我々はあまり語彙を持ってないからです。私はマスターと今日お話しするこのメッセージを分かち合いたいと思います。マスターは、私のように幸運ではないからです。マスターはこのメッセージを世界中の人々に伝えなければなりません。しかし、私は、ただ山の上に登ればそれを獲得できるのです。

この神が巧妙に手配された麗しい機縁は、平凡にこそ見えますが、しかしマスターがこれらの知識を智慧に変える時には、その非凡さが明らかになるでしょう。マスターが話す一つ一つの言葉は、気軽に愉快な気持ちで笑いながら話したことにしろ、あらゆるその他の方法で知ったことでさえも、我々に何かを思い出させます。本当に聞こえるのは、ただ一語「喜び」です。みなさんがマスターとともに同じ道を歩んでいるとき、人々がマスターを尊敬し、マスターに向かって合掌し、敬意を表している様子が見えます。このとき、みなさんが受け取るのは、マスターの「平和」による贈り物です。

これが、アメリカ・インディアンの心の中の「マスター」です。我々は彼らの仕事の仕方は知りませんが、ただ一つの事を知っております。しかも、数千年以来、すでに知っていたことです。それは「good- よろしい」という言葉です。この「good」という言葉は、アメリカ人が我々に教えてくれた中で、唯一このときにこの感情を伝達するにふさわしい言葉です。全世界の人が、「東洋から来た龍と、西洋から来た鷹」が出会ったときに、お互いに「愛しています」と言うのを聞くことができれば、それはどんなに素晴らしいことでしょう!これは世界的なメッセージです。

マスターたちは、人々にどうやって心の平和や、調和や、均衡を獲得するかということを教えてくれますが、私はどう教えたらいいか知りません。私は、ただ自分がどうすれば我々の言う「As-ho 」を得ることができるかということを知っているだけです。その言葉の意味は、自分自身の調和と均衡と平和です。私は、山の上に行くとそれに到達することができます。しかし、マスターたちは、「母親」としての重大な責任を負わなければなりません。マスターたちは必ず大衆と分かち合わなければなりません。マスターたちは、まさに私が石窟に描く絵のようです。私が、みなさんと同じように多くの人々に聞きなさいと言うときには、「雷鳴」がとどろきます。これは、最高の方法をとったという意味です。マスターがお越しくださり、私がすでに持っていたこんな簡単なメッセージを受け取って下さったことは、大変光栄なことです。マスターのご来訪は、私が上に登って次回のメッセージを待てばいいということを意味します。

ですから、私はここで西方の鷹といわれる方々も含めてみなさん全員が、ご理解できますようお祈りしています。外面の一切の象徴を除けば、マスターは私の姉妹であり、みなさんの姉妹でもあります。私は、みなさん一人一人を愛しています。みなさんのご来訪と、ご加護をどうもありがとうございました。これら一切のことは、前もってすでに決まっていたことです。Aho!(アメリカン・インディアン語。その意味は自然の成り行きに任せるということ)

マスター:私はあなたの誠実さと、謙虚さに深く感動しました。これは、ちょうど私が学ばねばならないものです。私はあまり謙虚であるとはいえません。私にはユーモアのセンスはありますが、謙虚さは足りません。私はまだ勉強中です。あるアメリカ歌の中にこういう言葉があります。「謙虚になるのはむずかしい!」

たぶん神が私を謙虚にさせてくれないのだと思います。神は、私が自分の個性にとらわれずに仕事をすることを望んでいらっしゃるのです。みなさんの長老が言われたように、私を友だちとして受け入れてください。私にどんな肩書が付いていても問題ではありません。それらの肩書は、習慣的な呼び方であって、ちょうど洋服と同じようなものです。けれども、それを脱ぐにはもう遅過ぎます。私は、自分がどんな種類のマスターであるとも思っていません。そうでなければ、私はみなさんと冗談を言うこともできません。みなさん方と自由につきあうことができません。私は身動きができなくなります。ですからお願いです。私を姉妹や友人と見なしてください。もし私が何かみなさん方のお手伝いをすることができたら、それは「偉大なる聖霊(神)」がしたことです。私がしたことではありません。私はみなさん方と同じ使者にすぎません。あなたが私に伝えてくださったメッセージに、とても感謝しております。あなたがメッセージを受け取ったので、私に伝えなければなりませんでした。これは、私に勇気を与えてくれました。

トーマス・ワン・ウルフ:私はみなさん全員に、マスターとマスターを敬愛している人々すべてのために、特別の儀式を行おうと思っています。私はこの儀式をマスターとその信者に捧げるだけでなく、マスターの故郷のオゥ・ラックの人々、東方の龍といわれる人々の後継者にも捧げようと思います。私は「Inipi 」の儀式でそれらの人々全員にこれを捧げようと思います。

私は、祈りを通じて平和の鐘の音が響き渡り、その音がこの時代を呼び起こすことを願っています。雷鳴は確かにメッセージを伝えるでしょう。私は、自分の知っている神聖な儀式によって、自分の力の限り責任を果たします。我々の愛は、いつでもみなさんの心の中にあります。マスターは本当に、とてもとても特別な方です。祖先は(トーマス・ワン・ウルフは天を指さす)間違ってはいませんでした。Aho!

マスター:これは大変特別なことです。アメリカ・インディアンは何千年にもわたって、ずっとこの神聖なる知識を伝えてきたのです。そして、それを代々受け継いできたのでしょう。それは、決して私たちの「文明」によって弱められたり、汚染されたりすることはありませんでした。ですから、アメリカ・インディアンの伝統は、世界中で最も古く、最も完全な形で伝わったものの一つです。しかも、アメリカ・インディアンの伝統は最も純粋です。長老と知り合えてとても嬉しいです。本物に出会えることは得難いことです。どうもお忙しいところ、私たちと一緒に人々とこの土地を加護してくださいましてありがとうございました。みなさんは本当に大変素晴らしい方々です!

西方の鷹と東方の龍の出会い マスターの愛を分かち合い アメリカ原住民の予言から学ぶ メッセージは常に同じである アメリカ原住民の智慧 トーマス・ワン・ウルフの体験 ホピ族の予言に見る希望 母になる大地の頌栄(誉めたたえる歌)